WORKSHOP AND CONFERENCE
研究会
第3回
【2026年7月21日】
中澤 信彦(関西大学経済学部教授)
マルサス『人口論』初版の人間観と世界観――第6版公刊200周年を記念して(マルサス『人口論』第6版刊行200周年記念)
2026年7月21日(火)に、経済研究所の月例研究会が開催されました。
今回の研究会では、マルサス(1766~1834年)の著書『人口論』第6版(1826年)刊行200周年を記念して、中澤信彦先生(関西大学経済学部教授)に、「マルサス『人口論』初版の人間観と世界観――第6版公刊200周年を記念して」というタイトルでご報告いただきました。
『人口論』の到達点(第6版)ではなくあえて出発点(1798年の初版)に着目することで、マルサスの人間観と世界観を鮮明に描き出す、という内容でした。「貧民の敵」といった一般的なマルサス像とは異なるマルサスの姿、すなわち自然の制約を直視しながら極端な不平等を緩和して貧民の自立を促そうとした「穏健な改革者」としてのマルサス像をめぐり、会場ではたいへん活発な議論がおこなわれました。

