WORKSHOP AND CONFERENCE

研究会

第6回

【2026年1月27日】坂本達哉先生(慶應義塾大学名誉教授)

利己心から共感へ――「ホモ・エコノミクス」を超えて(アダム・スミス『国富論』刊行250周年記念)

2026年1月27日(火)に,経済研究所の月例研究会が開催されました。

 

今回の研究会では,アダム・スミス(1723~1790年)の著書『国富論』(第1版1776年)刊行250周年を記念して,坂本達哉先生(慶應義塾大学名誉教授)に,「利己心から共感へ――「ホモ・エコノミクス」を超えて」というタイトルでご報告いただきました。現代の経済学で前提されることが多い利己的な人間像,すなわち自己利益を冷静に追求するホモ・エコノミクス(経済人)をめぐり,欧米圏の研究動向を踏まえて利己心ではなく共感を中核に据えることで,ホモ・エコノミクスに限られない多面的なものとして『国富論』の人間像を新たに解釈するという内容で,会場では活発な議論がおこなわれました。