経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)

Syllabus

銀行論2

履修年度 2022
講義コード 11C3116101
科目名 銀行論2
開講期 2期
担当者氏名 畠山 久志
履修年次 3年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 わが国は、アメリカの金融制度を移入し続けている。そこで、まずアメリカの金融・銀行制度を説明する。次にわが国の金融制度に係る基本法である銀行法、金融商品取引法などの業法を解説する。証券化の中で、銀行と証券会社の金融商品を巡ったデマケ―ションがあり、直接金融と間接金融の差異を深耕する。これらの金融機関に対する公的規制と救済制度を検証し、暗号資産、中央銀行デジタル通貨など最近の動きを取上げる。
到達目標 現代の銀行業に係る法的規制が理解できる。また、グローバル化・IT化による金融環境の変化に対応する法的規制の見直し、及び証券化の中における金融商品のデマケ―ションと銀行と証券会社による開示規制、行為規制等の相違を把握できる。さらに金融監督の役割、救済策、新しい金融商品について説明できる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 授業1コマについて、2時間の予習と2時間の復習(計4時間)を行う必要がある。授業は15回なので、全体で60時間以上の授業外学修を行うことが求められる。授業外学修で取り組むべき課題や参考文献等については、適宜指示する。
授業計画 第1回 アメリカの銀行制度とわが国銀行の歴史

第2回 アメリカの銀行制度1(2元制)

第3回 アメリカの銀行制度2(FRS.グラススティガール法.投資銀行)

第4回 銀行法の解説1:固有業務

第5回 銀行法の解説2:証券化と金融のアンバンドリング(決済制度の多様化)

第6回 銀行法の解説3:付随業務 イスラム金融 マイクロファイナンス

第7回 金融商品取引法1:銀行と証券会社のデマケ―ション

第8回 金融商品取引法2:開示規制 

第9回 金融商品取引法3:行為規制(インサイダー規制)

第10回 金融規制と監督1:ハードローとソフトロー

第11回 金融規制と監督2:苦情・調停(U.K FOS) 

第12回 国際的な金融規制:FATF(マネー・ローンダリング)

第13回 通貨1:暗号資産(BITCOIN )

第14回 通貨2:中央銀行デジタル通貨(CBDC)

第15回 情報銀行など
成績評価の方法 基本的に期末試験(レポート等)の成績に基づいて評価する(80%)。加えて、授業への取り組み姿勢(質問、意見など)を考慮する(20%)。
フィードバックの内容 授業内容の確認、意見、疑問について、適宜授業で解説します
教科書 『現代の金融入門【新版】』池尾和人 筑摩書房 2010
『金融商品取引法』畠山久志 地域金融研究所 2014
指定図書 『仮想通貨法の仕組みと実務』畠山久志 日本加除出版 2018
『銀行法精義』小山嘉昭 キンザイ 2018
参考書
教員からのお知らせ 授業は、PDFスライドを使い、進めます。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、各授業の終わりに教室で受け付けます。
アクティブ・ラーニングの内容 金融に関する情報は沢山あります。関心のあった事項をまとめ、授業で確認してください。
その他