経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

財政学

履修年度 2021
講義コード 11C0382101
科目名 財政学
開講期 通年
担当者氏名 金田 美加
履修年次 2年生
単位数 4
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的  財政とは、政府がその存在を維持し活動するために行う経済行為である。本講義は、財政学の基本的な知識を習得し、わが国の政府活動を論理的な視点で考えることができるようになることを目的とする。また、公務員試験(地方上級、国家Ⅱ種)等の受験に役立つ知識と応用力をつけるため、公務員試験の過去問をとりあげながら、財政学の基礎理論を学んでいく。
到達目標 主たる目標:財政の基本的な内容について、理解できること

従たる目標:より深い研究を志すものは、そのきっかけが掴めるようになること
授業外学修内容・授業外学修時間数  各回に取り組んだ計算問題等は必ず自分で解いて復習する。項目については語句説明を作成する等の復習を行うこと。特に将来、公務員試験などの受験に臨むことを視野に入れている場合は、予習・復習として通年120時間以上を目安とした授業外学修を行うことが望ましい。
授業計画 1期:1期の財政学、財政学1A、財政学2Aと共通



【第1回】  ガイダンス(講義の内容と進め方)、政府の役割について

【第2回】  財政の3機能と国民経済との関係

【第3回】  予算制度 (予算の原則、編成過程など)

【第4回】  租税制度① (租税の分類)

【第5回】  租税制度② (租税の基本原則)

【第6回】  社会保障制度① (社会保障の種類と機能)

【第7回】  社会保障制度② (給付と負担、および現状について)

【第8回】  公債発行と公共投資 (公債発行、および現状、公共投資について)

【第9回】  財政投融資制度

【第10回】 国と地方の財政関係地方の財政① (政府の分類と予算構造)

【第11回】 国と地方の財政関係地方の財政② (補助金制度、地方交付税の配分と機能)

【第12回】 財政政策の経済効果① (国民経済計算、三面等価の原則など)

【第13回】 財政政策の経済効果② (有効需要と乗数メカニズム: 45度線分析の基礎)

【第14回】 財政政策の経済効果③ (財政政策の経済効果)

【第15回】 1期の総括としての授業内定期試験





2期:2期の財政学、財政学1B、財政学2Bと共通



【第16回(第1回)】 2期ガイダンス(講義の内容と進め方)、

            市場経済と資源配分① (生産者の行動、消費者の行動)

【第17回(第2回)】 市場経済と資源配分② (市場均衡と余剰分析)

【第18回(第3回)】 市場経済と政府介入① (数量規制、価格規制、二重価格など)

【第19回(第4回)】 市場経済と政府介入② (従量税タイプの間接税、政府介入のまとめ)

【第20回(第5回)】 外部性の理論① (外部性の定義、負の外部性)

【第21回(第6回)】 外部性の理論② (正の外部性)

【第22回(第7回)】 外部性の理論③ (外部性の解決方法)

【第23回(第8回)】 公共財の理論① (公共財の供給メカニズム)

【第24回(第9回)】 公共財の理論② (公共財とゲーム論)

【第25回(第10回)】公共財の理論③ (パレート効率性とサミュエルソン条件)

【第26回(第11回)】租税の転嫁と帰着① (弾力性について)

【第27回(第12回)】租税の転嫁と帰着② (租税の転嫁プロセスとラムゼイ・ルール)

【第28回(第13回)】所得分配の理論① (予算制約線とその変化)

【第29回(第14回)】所得分配の理論② (補助金の理論など)

【第30回(第15回)】2期の総括としての授業内定期試験
成績評価の方法 原則として試験100%で評価する。

詳細はガイダンス資料に記載(要確認)
フィードバックの内容 講義で扱った問題については、WebClassおよびTeams上のチャット機能を利用し質問などを受け付ける。

詳細は初回ガイダンス資料に記載(要確認)
教科書 『特に指定しない。必要に応じ教員が用意した資料等の配布を共有ストレージにて行う。』
指定図書
参考書 『コンパクト財政学 第2版』上村敏之 新世社 2013
『スタンダード財政学 第2版』竹内信仁 中央経済社 2007
『基礎コース 財政学 第4版』林宜嗣 新世社 2020
教員からのお知らせ 1期、2期ともに初回ガイダンス資料配信を共有ストレージとWebClassで行う。

成績評価の詳細、および、資料の配布方法等については、ガイダンス資料に記載しているので、必ず資料を入手すること。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、WebClassとTeams上の機能を利用して行う。

詳細は共有ストレージとWebClass上の初回ガイダンス資料を確認する。

なお、質問等は随時受付とする。受付た質問等は次回の講義日までに回答を行うものとする。
その他 ●履修にあたっては、ミクロ経済学とマクロ経済学に関する基礎的な知識があると望ましい(または、基礎的な知識を得ようとする意欲があると望ましい)。

●講義内容については、履修者の理解度に応じて、講義の順番や内容を変更する場合がある。

●本授業は、オンデマンド型と試料配布型の併用で行う。本授業は同時双方向型(リアルタイム配信による授業)ではありませんので、ご自身の都合のよいタイミングで取り組むこと。ただ、順次講義内容が追加されるので、あまり溜め込まないようにすることが望ましい。