経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

ゲーム理論1

履修年度 2020
講義コード 11C0273801
科目名 ゲーム理論1
開講期 1期
担当者氏名 渡部 真弘
履修年次 3年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 古典的な完全競争市場の議論では扱われなかった個々の経済主体の行動を分析する視点を養うことを目的とする.本科目は,企業のマーケティング戦略の分析に用いられるゲーム理論や,マーケット・デザインへの導入科目として位置付けられる.
到達目標 ゲーム理論及びマーケット・デザインに関する基本的知識の修得を目標とする.現実に観察される経済・社会の諸問題を,ミクロ経済学的視点から分析する能力を養うことが期待される.
授業外学修内容・授業外学修時間数 本科目では,週に少なくとも4時間(計60時間以上)の自主的な学修が必要である.WebClassを通じて配布される,講義内容を復習するための演習問題及びその解答に取り組むこと.文字式を用いた理論的分析に習熟することが期待される.
授業計画 【第1回】ガイダンス:協力ゲームと非協力ゲーム,標準型表現と展開型表現
【第2回】標準型表現ゲーム(1):囚人のジレンマ
【第3回】標準型表現ゲーム(2):最適反応とナッシュ均衡
【第4回】標準型表現ゲーム(3):不平等回避選好,囚人のジレンマの再考➀
【第5回】標準型表現ゲーム(4):不平等回避選好,囚人のジレンマの再考➁
【第6回】標準型表現ゲーム(5):支配される戦略の逐次的消去,支配戦略均衡➀
【第7回】標準型表現ゲーム(6):支配される戦略の逐次的消去,支配戦略均衡➁
【第8回】オークション(1):第1位価格オークション
【第9回】オークション(2):第2位価格オークション
【第10回】オークション(3):弱支配戦略均衡
【第11回】マッチング(1):一対一 (one-to-one) マッチング➀
【第12回】マッチング(2):一対一 (one-to-one) マッチング➁
【第13回】マッチング(3):多対一 (many-to-one) マッチング➀
【第14回】マッチング(4):多対一 (many-to-one) マッチング➁
【第15回】まとめ
成績評価の方法 授業開始時に,講義内容の理解度を確認するための小テストを行うことがある.評価割合は,小テスト50%,定期試験50%とする.
フィードバックの内容 全ての小テスト,演習問題及び試験問題の模範解答・得点をWebClassを通じて配布する.演習問題は自習用であり,15回程度を予定している.
教科書
指定図書
参考書 『An Introduction to Game Theory』Martin J. Osborne Oxford University Press 2009
『ゲーム理論・入門 新版 人間社会の理解のために』岡田 章 有斐閣 2014
『ゼミナール ゲーム理論入門』渡辺 隆裕 日本経済新聞出版社 2008
『ゲーム理論とマッチング』栗野 盛光 日本経済新聞出版社 2019
教員からのお知らせ 上記の授業計画に基づいて講義を進める.履修者の理解度を考慮しながら授業を進めるので,授業計画の内容を変更することがある.講義内容に関する質問は授業中に積極的に行って構わない.教科書は指定せず,担当教員が配布する資料に基づいて講義を行う.演習問題及び試験問題は単語穴埋めのような簡易なものではない.論理的思考力を高めたいという学生には本科目の履修を勧める.
オフィスアワー 本科目に関する質問・相談は,学部学科にて定めるオフィスアワー(木曜日3時限,2号館516研究室)にて受付ける.個別の質問や相談を希望する場合は,担当教員のオフィスアワーを利用するか,メールにて事前に日程調整を行うこと.
その他