経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
欧州経済史
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C0272201 |
科目名 | 欧州経済史 |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 平 伊佐雄 |
履修年次 | 2年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | ヨーロッパの近世から現代に至る歴史は、世界に大きな影響を与えた。その一つに、工業化社会の展開や資本主義制度の誕生とその普及がある。ヨーロッパ社会で育まれたこれらの仕組みが歴史の中でどのような影響を与えたのか、そして、その現代的な意義を理解することを本講義の目的とする。 |
到達目標 | ヨーロッパの近世の時代から現代にかけて生起、発展してきたヨーロッパの商工業の展開とその特徴を知り、現在の経済との関連性や共通性を説明できるようになる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 各回の講義を受講するにあたり、予習や復習を各自、授業外学修として各回につき4時間(全体で計60時間)以上行うこと。 |
授業計画 | 【第1回】欧州経済史研究の視角 【第2回】ポルトガル王国と大航海-アジアへの海路- 【第3回】太陽の沈まぬ帝国スペインと植民地支配-価格革命はあったのか- 【第4回】バルト海交易におけるポーランド 【第5回】近世イングランドの経済 【第6回】ブリテン島における工業化 【第7回】パークス・ブリタニカの時代 【第8回】プロイセンにおける農村工業 【第9回】プロイセンの輸出産業 【第10回】プロイセン・ドイツの工業化 【第11回】ロシアにおける産業の発展 【第12回】ロシアの工業化 【第13回】フランス王国の政治と経済 【第14回】フランス王国の産業の展開 【第15回】フランスの工業化 |
成績評価の方法 | 講義(期間)中に行う理解度確認課題(筆記試験100%)をもって評価する。 |
フィードバックの内容 | 講義中に学生に課した課題、学生から出された質問などについて解題し、フィードバックを行う。 |
教科書 | |
指定図書 | |
参考書 | 『図説ポルトガルの歴史』金七紀男 河出書房新社 2022 『スペイン・ポルトガルの歴史 上』立石博高 山川出版社 2022 『世界史の中の産業革命』R.C.アレン 名古屋大学出版会 2017 『西ヨーロッパ工業史』D.S.ランデス みすず書房 1980 『ドイツ農村工業史』馬場哲 東京大学出版会 1993 『ドイツ産業革命』F.キーゼヴェター 晃洋書房 2006 『ロシアの工業化』フォーカス 日本経済評論社 1985 『イギリス海外貿易の研究』S.B.ソウル 文眞堂 1980 |
教員からのお知らせ | 履修生は、ネット経由でダウンロード可能(期間限定)にしてある教材(参考文献を含む)を利用し、予習した上で講義に望むこと。また、講義内容と成績評価方法は、学生の受講態度や理解度に応じて変更もあり得ます。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | 資料を前もって学生に提示して行わせる反転授業や講義中に課す小問へのフィードバック、学生からの講義内容への質問に対する回答、意見共有も行っている。 |
その他 |