経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
欧州経済論2/EU経済論2
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0173501 |
科目名 | 欧州経済論2/EU経済論2 |
開講期 | 2期 |
担当者氏名 | 中尾 将人 |
履修年次 | 3年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | ユーロ危機の原因や対応策について説明する。また,ユーロ圏の金融政策や財政政策の特徴について説明する。 |
到達目標 | 1. ユーロ危機について説明できる。 2. ユーロ圏の金融政策や財政政策の問題点を指摘できる。 3. EU各国の経済の特徴について説明できる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修として、事前に各回の内容に該当する教科書内容を読むこと。また、授業後は配布資料を読み直し、講義後課題に取り組むこと。 |
授業計画 | 1. 復習: 経済統合・単一市場 2. 復習: ユーロ・最適通貨圏理論 3. 世界金融危機とユーロ経済 4. ユーロ危機 5. ユーロ危機とECBの危機対応策 6. ヨーロッパの金融システム 7. ポストユーロ危機 8. ECB 9. ユーロ圏の財政政策 10. ドイツとEU経済 11. フランス・イタリアとEU経済 12. ベネルクス,中・東欧諸国とEU経済 13. イギリスとEU経済 14. Brexitの過程 15. Brexit後のイギリス |
成績評価の方法 | 講義後課題4点×15回(60%)+定期課題8点×3回(24%)+最終課題16点(16%)で合計100点(100%)評価する。 |
フィードバックの内容 | Microsoft Teamsを使用して課題に対するフィードバックを行う。 |
教科書 | 『現代ヨーロッパ経済』田中素香・長部重康・久保広正・岩田健治 有斐閣 2018 |
指定図書 | |
参考書 | 『クルーグマン国際経済学 理論と政策(原書第10版)上:貿易編』P. R. クルーグマン, M. オブストフェルド, マーク J. メリッツ 丸善出版 2017 『クルーグマン国際経済学 理論と政策(原書第10版)下:金融編』P. R. クルーグマン, M. オブストフェルド, マーク J. メリッツ 丸善出版 2017 『EU経済統合』J・ペルクマンス 文眞堂 2004 『ユーロ危機とギリシャ反乱』田中素香 岩波新書 2016 『ユーロ 危機の中の統一通貨』田中素香 岩波新書 2010 『EU政治論』池本大輔・板橋拓己・川嶋周一・佐藤俊輔 有斐閣 2020 『はじめて学ぶ国際金融論』永易淳・江阪太郎・吉田裕司 有斐閣 2015 |
教員からのお知らせ | 欧州経済論1と欧州経済論2は連続した内容となっているため、合わせて受講することが望ましい。 また、国際経済学(国際金融論・貿易論)の基礎的内容を理解していることが望ましい。 |
オフィスアワー | 講義後やMicrosoft Teamsのチャット機能で質問を受け付ける。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | |
その他 |