経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)

Syllabus

ゼミナールⅡ(林)

履修年度 2022
講義コード 11C0125760
科目名 ゼミナールⅡ(林)
開講期 通年
担当者氏名 田倉 達彦
履修年次 3年生
単位数 4
校舎 品川キャンパス
授業形態 演習
授業の目的 年前半は教科書を輪読し、金融市場の中核をなす株式市場の機能を中心に学習する。年後半は輪読に加え、各自の研究報告について討論する。

今日の金融の世界は、銀行中心の間接金融から市場型の間接金融への移行が進んでいる。特に資金の出し手と市場を結ぶ金融形態が拡大しており、その流れを踏まえて、市場の役割を理解することを目的とする。実際の市場に即したテーマで、ゼミ生間の積極的な議論を行う。
到達目標 マーケットにおける論理的思考・発想ができ、金融取引に関する知識の実践的な応用ができる。金融関係職やファイナンシャル・プランナーなどの資格取得を目指すための基礎を習得している。
授業外学修内容・授業外学修時間数 授業外学修時間は120時間以上である。必要に応じて、サブゼミをゼミ生が自主的に運営することがある(サブゼミは、DVD等でゼミの予習に充てる。ゼミは、サブゼミの内容は学習済みという前提で行われるので、留意のこと)。
授業計画 【第1回】ガイダンス



投資の基礎

【第2回】金融市場、株式、債券、投資信託

【第3回】効率的な投資の方法

【第4回】資産配分と資産形成



株式投資の歴史的視点

【第5回】資本市場の長期動向

【第6回】株式、債券の投資利回り



リスク、リターン、資産配分

【第7回】リスクとリターンの測定

【第8回】効率的フロンティアと資産配分



株価指数

【第9回】株価指数の機能と種類



株式投資の見通し

【第10回】景気と相場



株式の市場価値

【第11回】キャッシュフローの評価

【第12回】株式評価の尺度



経済成長の影響

【第13回】経済成長と株式利回り



市場との競争

【第14回】市場平均を上回る方法論



【第15回】小括





【第16回】研究報告①

【第17回】討議

【第18回】研究報告②

【第19回】討議

【第20回】研究報告③

【第21回】討議

【第22回】模擬ポートフォリオ構築

【第23回】討議・評価

【第24回】研究報告④

【第25回】討議

【第26回】研究報告⑤

【第27回】討議

【第28回】研究報告⑥

【第29回】討議

【第30回】総括
成績評価の方法 ゼミへの積極的な取り組み(40%)、報告(30%)およびレポート(30%)の内容等により、総合評価する。
フィードバックの内容 原則として授業時に質疑応答を行う。また、報告資料や討論内容については、適宜コメントする。
教科書 『株式投資 第4版』ジェレミー・シーゲル著 林康史 藤野隆太監訳 日経BP 2009
『ライブラリ経済学15講 金融論(近刊予定)』林康史 新世社 
『やり直しの金融・初めてのパーソナルファイナンス(近刊予定)』林康史 中央経済社 
指定図書
参考書 『マクロ経済学 第4版 (現代経済学入門)』吉川洋 岩波書店 2017
教員からのお知らせ 本授業の運営に関する意見や相談について、ゼミ生とコミュニケートできるネットワークを整備したい。

必要な参考文献等については、適宜指示する。また、講義のテーマに関連したビデオ教材なども活用する予定。
オフィスアワー 非常勤)本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。
アクティブ・ラーニングの内容
その他