経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)

Syllabus

特殊講義8〈環境経済評価法1〉

履修年度 2023
講義コード 11C0125010
科目名 特殊講義8〈環境経済評価法1〉
開講期 1期
担当者氏名 吉田 友美
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 大気や水などの環境は価値があるにもかかわらず,価格は付いていません.価格が付いていないため,過剰に使用されるなどして,環境問題が深刻化します.そこで,環境に価格を付け,過剰な破壊から守るための手法として「環境評価手法」が開発されています.本授業では,この環境評価手法について学びます.
到達目標 (1)環境評価手法の基礎となるミクロ経済学について理解できる.

(2)顕示選好法の代表的手法である「トラベルコスト法」について理解できる.
授業外学修内容・授業外学修時間数 この科目では,60時間以上の授業外学修を行って下さい.予習は必要としませんが.復習をしっかりと行うことが大切です.毎回の授業では,その回の内容を復習するための課題(要提出)を出題するので,しっかりと取り組むようにして下さい.
授業計画 【第1回】ガイダンス

【第2回】環境と経済(1)

【第3回】環境と経済(2)

【第4回】ミクロ経済学の復習(1)

【第5回】ミクロ経済学の復習(2)

【第6回】ミクロ経済学の復習(3)

【第7回】ミクロ経済学の復習(4)

【第8回】ミクロ経済学の復習(5)

【第9回】エクソンバルディーズ号事故の概要,環境の価値と環境評価

【第10回】環境評価の理論

【第11回】代替法

【第12回】ヘドニック法

【第13回】トラベルコスト法:シングルサイトモデル

【第14回】トラベルコスト法:マルチサイトモデル

【第15回】総括
成績評価の方法 課題:30%

期末試験:70%
フィードバックの内容 課題の解説を授業中に実施します.
教科書 『初心者のための環境評価入門』栗山浩一・柘植隆宏・庄子康 勁草書房 2013年
指定図書 『初心者のための環境評価入門』栗山浩一・柘植隆宏・庄子康 勁草書房 2013年
参考書 『環境経済学をつかむ(第4版)』栗山浩一・馬奈木俊介 有斐閣 2020年
『環境評価の最新テクニック: 表明選好法・顕示選好法・実験経済学』柘植隆宏・三谷羊平・栗山浩一 軽装書房 2011年
教員からのお知らせ
オフィスアワー 毎週,木曜日5限

ただし,必ず事前にメールでアポイントメントをとること.

メールアドレスは授業中に指示します.
アクティブ・ラーニングの内容 教員からのフィードバックによる振り返り
その他