経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
特殊講義3〈コーポレート・ファイナンス3〉 ※経済・国際コース_3年生以上
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0125003 |
科目名 | 特殊講義3〈コーポレート・ファイナンス3〉 ※経済・国際コース_3年生以上 |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 外木 好美 |
履修年次 | 2年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | 企業がなぜ存在するのか,どのように行動するのか,どう組織化されるのかといった企業の問題を,経済学的に分析します。企業分析の道具としての経済理論を理解し,その上で,企業戦略や企業組織について,現実データも織り交ぜて学習します。そして,企業が持つ無形資産や企業の資金調達の方法が,どう企業に影響をもたらすのかを考えます。 この授業「コーポレート・ファイナンス3」とⅡ期の「コーポレート・ファイナンス4」は,セットで履修するようにしてください。 |
到達目標 | ①新古典派の利潤最大化に基づく企業理論と,②新古典派の限界と新しい企業理論,そして③産業組織論に基づく企業の戦略について学びます。①を基礎として,②では,資金調達の方法がどう企業価値に影響をもたらすのかを学びます。③では,近年無形資産として着目される広告・ブランドの戦略について,学びます。 それぞれ,数式を使った理論モデルが登場します。㋐各理論モデルの構造と意味を理解し,㋑各理論から導かれた結果と現実事象との対応ができることを目標とします。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 授業では,理論モデルを多く扱います。授業では,理論モデルの構造やその直感的意味を解説します。課題を通じて,授業のポイントを整理し,現実経済の具体的な事例をインターネットや新聞等で調べましょう。企業の在り方は様々です。企業を調べる際の視点・視野を広げてください。 授業外学習は60時間以上,行うこと。 |
授業計画 | 【第1回】ガイダンス&序論 【第2回】生産・費用・利潤(1) 【第3回】生産・費用・利潤(2) 【第4回】財務・投資・成長(1) 【第5回】財務・投資・成長(2) 【第6回】財務・投資・成長(3) 【第7回】新しい企業理論(1) 【第8回】新しい企業理論(2) 【第9回】新しい企業理論(3) 【第10回】新しい企業理論(4) 【第11回】新しい企業理論(5) 【第12回】市場競争と戦略(1) 【第13回】市場競争と戦略(2) 【第14回】市場競争と戦略(3) 【第15回】まとめ&質問受付 |
成績評価の方法 | 課題への取り組み姿勢(60%)と期末テストで成績(40%)を判断します。 |
フィードバックの内容 | 各回に復習問題があり,課題として提出してもらいます。主な内容は,各章のポイントの整理,具体的事例を挙げるといったものです。具体的な事例を能動的に調べることで理解が深まりますので,調べ方等も併せて質問してください。 |
教科書 | 『企業経済学 (プログレッシブ経済学シリーズ)』小田切 宏之 東洋経済新報社 2010 |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | 皆さんからの「あの企業はどうすか?」「あの商品ってどうなんですか?」という質問は,先生にとっても非常に楽しいです。授業の際やTeamsを通じて,声をかけてください。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談は,学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | |
その他 |