経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
中級ミクロ経済学/特殊講義〈中級ミクロ経済学〉
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0120601 |
科目名 | 中級ミクロ経済学/特殊講義〈中級ミクロ経済学〉 |
開講期 | 2期 |
担当者氏名 | 宮岡 暁 |
履修年次 | 3年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | この授業では、2年次科目「ミクロ経済学」の内容をベースとして、ミクロ経済学のやや発展的な内容について解説を行います。特に「ミクロ経済学」で学習した内容について、数学(微分・偏微分)を用いてより厳密に分析を行う方法について学習します。公務員試験レベルの問題が解けるようになることを目標に問題演習も行います。 |
到達目標 | ①消費者の様々な意思決定(財の消費量の選択・余暇と労働の選択)について、グラフや数式を使った分析ができる。 ②生産者の意思決定(費用最小化・利潤最大化)について、グラフや数式を使った分析ができる。 ③純粋交換経済の市場均衡やその効率性について、図やグラフによる分析ができる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | この科目では、60時間以上の授業外学修を行って下さい。予習は必要としませんが、復習をしっかりと行うことが大切です。毎回の授業では、その回の内容を復習するための課題(要提出)を出題するので、しっかりと取り組むようにして下さい。 |
授業計画 | 【第1回】 ガイダンス/微分と偏微分 【第2回】 消費者行動① 財の消費量の選択 【第3回】 消費者行動② 財の消費量の選択(続) 【第4回】 消費者行動③ 余暇と労働の選択 【第5回】 消費者行動④ 余暇と労働の選択(続) 【第6回】 生産者行動① 生産関数と利潤最大化 【第7回】 生産者行動② 生産関数と費用最小化 【第8回】 生産者行動③ 様々な費用 【第9回】 生産者行動④ 利潤最大化 【第10回】 短期と長期の市場均衡 【第11回】 余剰分析 【第12回】 純粋交換経済① エッジワース・ボックス 【第13回】 純粋交換経済② 市場均衡 【第14回】 純粋交換経済③ パレート効率性 【第15回】 純粋交換経済④ 市場均衡の効率性 |
成績評価の方法 | 課題(約30%)+期末試験(約70%)で評価します。 |
フィードバックの内容 | 課題の解答例・講評は提出〆切後に掲示します。 |
教科書 | |
指定図書 | |
参考書 | 『ミクロ経済学をつかむ』神戸伸輔/寳多康弘/濱田弘潤 有斐閣 2006年 『ミクロ経済学』奥野正寛 東京大学出版会 2008年 『ミクロ経済学』芦谷政浩 有斐閣 2009年 『ミクロ経済学の力』神取道宏 日本評論社 2014年 |
教員からのお知らせ | この授業では特定の教科書は使用しません。 配布資料や連絡事項については、Microsoft Teamsのアプリを利用して掲示する予定です。 詳細については初回の授業で説明します。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談は、下記の方法で受け付けます: 〇学部学科にて定めるオフィスアワー 〇メール(宛先は授業内で指示します) 〇Microsoft Teams上の掲示板・チャット機能 |
アクティブ・ラーニングの内容 | |
その他 | 授業内でも適宜復習を行いますが、原則として2年次科目「ミクロ経済学」を履修済みであることを前提とします。 また、この授業では微分および偏微分を使用します。授業内でも解説を行いますが、「経済数学」を履修済みあるいは並行して履修していると、理解がよりスムーズになります。 |