経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)

Syllabus

経済政策論2

履修年度 2023
講義コード 11C0111901
科目名 経済政策論2
開講期 2期
担当者氏名 王 ゼイ
履修年次 3年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 経済政策とは、経済学の理論に基づき、様々な経済問題を是正・改善するための政策である。この講義は、経済政策を理解する上で必要なマクロ経済学を復習し、それを使って様々な経済政策を理解することを目的とする。具体的に、「金融・財政政策」、「裁量とコミットメント」といったマクロ経済政策のトピックを取り上げて紹介する。
到達目標 受講生はこの講義を履修することを通じて、標準的な経済学理論を使って、マクロ経済政策の仕組みを理解し、説明できることを到達目標とする。
授業外学修内容・授業外学修時間数 この科目では、授業時間外に、60時間以上の学修を行うことを必須とする。配布された講義資料とミクロ経済学やマクロ経済学の教科書を参照しながら理解を深めて、各回の授業内容をしっかり予習・復習することは望ましい。なお、課題を出すことがあるので、必ず自分で考えて自力で解くようにしてください。
授業計画 【第1回】経済政策の経済学基礎:国民経済計算とマクロ経済の統計①

【第2回】経済政策の経済学基礎:国民経済計算とマクロ経済の統計②

【第3回】経済政策の経済学基礎:国民経済計算とマクロ経済の統計③

【第4回】IS-LM分析①

【第5回】IS-LM分析②

【第6回】IS-LM分析③

【第7回】AS-AD分析①

【第8回】AS-AD分析②

【第9回】AS-AD分析③

【第10回】AS-AD分析④

【第11回】経済政策の「裁量」と「コミットメント」①

【第12回】経済政策の「裁量」と「コミットメント」②

【第13回】経済政策の「裁量」と「コミットメント」③

【第14回】経済政策の「裁量」と「コミットメント」④

【第15回】まとめ
成績評価の方法 課題(40%)と期末試験(60%)で評価する。
フィードバックの内容 この科目では、授業連絡用のMicrosoftチームが立ち上げられ、履修者全員にチームに参加していただくことになっている。チームの参加方法は初回の授業時に説明する。事前にMicrosoft OutlookとTeamsのアプリを所持の端末にインストールしておいて、使用できるような状態にしてください。授業時間外では、授業に関するお知らせ、資料配布、フィードバック等はすべてMicrosoft Teamsを通じて行われる。課題の提出はWebClassを利用する。
教科書
指定図書 『経済政策』横山将義 成文堂 2012年
『ゼミナール経済政策入門』岩田規久男、飯田泰之 日本経済新聞社 2006年
参考書 『マンキュー経済学Iミクロ編(第4版)』マンキュー 東洋経済新報社 2019年
『マンキュー経済学IIマクロ編(第4版)』マンキュー 東洋経済新報社 2019年
『マンキュー入門経済学(第3版)』マンキュー 東洋経済新報社 2019年
教員からのお知らせ この科目は1期の「経済政策論1」と合わせて履修することが望ましい。この科目では特定の教科書は使用せず、講義資料を配布し、その内容に沿ってパワーポイントと板書により、解説を行う。また、この科目の履修にあたって、ミクロ・マクロ経済学と経済数学関係の科目が履修済みであることは望ましい。質問・議論は大歓迎である。ぜひ経済政策の講義を通じて、経済学の魅力を感じてください。
オフィスアワー 大学から付与された学籍番号付きのMicrosoft 365のメールアドレスで予め教員と連絡してアポを取ってください。
アクティブ・ラーニングの内容 授業中、教員よりの意見共有や学生から意見発表を行ってもらい、問題の演習も行う。
その他