経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

財政学2B

履修年度 2020
講義コード 11C0111302
科目名 財政学2B
開講期 2期
担当者氏名 金田 美加
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 財政とは、政府がその存立を維持し活動するために行う経済行為である。本講義は、財政学の基本的な知識を習得し、わが国の政府活動を論理的な視点で考えることができるようになることを目的とする。また、教職および公務員試験(地方上級、国家Ⅱ種)等の受験に役立つ知識と応用力をつけるため、公務員試験の過去問等をとりあげながら、財政学の基礎理論を学んでいく。
到達目標 主たる目標:財政学に関する基礎力を身につけ、財政制度や機能・役割を理論面より理解できること
従たる目標:より深い研究を志すものは、そのきっかけが掴めるようになること
授業外学修内容・授業外学修時間数 各回に取り組んだ問題は必ず自分で解いて復習する、項目については語句説明文を作成する等の復習を行うこと。
特に将来、公務員試験などの受験に臨むことを視野に入れている場合は、60時間以上を目安とした授業外学修を行うことが望ましい。
授業計画 2期:財政学2A、財政学2B、財政学と共通

【第1回】  後期ガイダンス(後期講義の内容と進め方)、
        市場経済と資源配分① (生産者の行動、消費者の行動)
【第2回】  市場経済と資源配分② (市場均衡と余剰分析)

【第3回】  市場経済と政府介入① (数量規制、価格規制、二重価格など)

【第4回】  市場経済と政府介入② (従量税タイプの間接税、政府介入のまとめ)

【第5回】  外部性の理論① (外部性の定義、負の外部性)

【第6回】  外部性の理論② (正の外部性)

【第7回】  外部性の理論③ (外部性の解決方法)

【第8回】  公共財の理論① (公共財の供給メカニズム)

【第9回】  公共財の理論② (公共財とゲーム論)

【第10回】 公共財の理論③ (パレート効率性とサミュエルソン条件)

【第11回】 租税の転嫁と帰着① (弾力性について)

【第12回】 租税の転嫁と帰着② (租税の転嫁プロセスとラムゼイ・ルール)

【第13回】 所得分配の理論① (予算制約線とその変化)

【第14回】 所得分配の理論② (補助金の理論など)

【第15回】 2期の総括
成績評価の方法 定期試験(持ち込み不可)の結果のみ(100%)にて評価する。
 (単位修得は定期試験の評点が60点以上であること)
フィードバックの内容 講義で扱った問題については、講義内で問題解説をするなどのフィードバックを受講者に行う。
教科書 『特に指定しない。必要に応じ、教員が用意した資料等の配布を共有ストレージにて行う。』
指定図書 『コンパクト財政学 第2版』上村敏之 新世社 2013
『スタンダード財政学 第2版』竹内信仁 中央経済社 2007
『基礎コース 財政学 第3版』林宜嗣 新世社 2012
参考書
教員からのお知らせ 成績評価の詳細、および、資料の配布方法・パスワード等については、ガイダンスにて説明を行うため、必ずガイダンスに出席すること。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応する。
その他 ●履修にあたっては、ミクロ経済学に関する基礎的な知識があると望ましい(または、基礎的な知識を得ようとする意欲があると望ましい)。また、公務員試験を考える場合は、財政学1Bとあわせて受講することが望ましい。
●講義内容については、履修者の理解度に応じて、講義の順番や内容を変更する場合がある。授業は講義形式で行う。共有ストレージにて事前配布する資料を各自ダウンロードし持参することが望ましい。(教科書指定なし)