経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

経済史2

履修年度 2021
講義コード 11C0110303
科目名 経済史2
開講期 2期
担当者氏名 髙橋 美由紀
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 「日本経済の今後はどうなるのか」という問に、現在のみを見ていたのでは、良い解答は得られません。景気の悪い時代は過去にもありました。先人達は、これにどのように立ち向かっていったのでしょうか。

本講義では、勤勉革命において重要な生産要素である牛馬の歴史について日本ばかりでは無く世界にも目を向けて人間の歴史とともに考えていきます。
到達目標 日本経済がどのような足跡をたどってきたのかを、世界との関わりの中で理解し、その良い点と悪い点を把握し、自分なりの見解が述べられること。また、経済史において重要ないくつかの用語や牛馬の経済史的意義に関してきちんと説明ができること。
授業外学修内容・授業外学修時間数 受講前に配布資料をダウンロードし、熟読し、分からない箇所は個人で調べておくこと(講義前2時間、講義語2時間、計60時間以上)。
授業計画 【第1回】経済史への様々なアプローチと歴史人口学(Historical Demography)



【第2回】農業革命(Agricultural Revolution)



【第3回】産業革命(Industrial Revolution)と勤勉革命(Industrious Revolution)



【第4回】生産要素としての家畜:牛馬の役割



【第5回】軍事と馬の役割 ヨーロッパ、中国、日本など



【第6回】遊牧民族と牛馬



【第7回】農村と牛馬



【第8回】都市と牛馬



【第9回】輸送と牛馬



【第10回】人口と牛馬



【第11回】馬匹改良と経済



【第12回】明治期の産業と牛馬



【第13回】大正・昭和期の産業と牛馬そして農耕機械



【第14回】産業の変化と機械:家畜からロボットへ



【第15回】 まとめ







英語文献も用います。
成績評価の方法 毎回授業後に課すMicrosoft Formsによる小試験による(100%)。ただし、授業内での積極的な発言などは加点する。
フィードバックの内容 クイズに関しては次週にコメントをおこなう。
教科書 『使用しない』
指定図書 『最初の近代経済―オランダ経済の成功・失敗と持続力 1500〜1815』J・ド・フリース (著), A・ファン・デァ・ワウデ (著), 大西 吉之 (翻訳), 杉浦 未樹 (翻訳) 名古屋大学出版会 2009
『「馬」の文化と「船」の文化 新装版: 古代日本の中国文化』福永 光司 人文書院 2018
『江戸の飛脚―人と馬による情報通信史』巻島 隆 教育評論社 2015
『経済社会の歴史』中西聡他 名古屋大学出版会 2017
『歴史人口学の世界』速水 融 岩波書店 2012
『馬・車輪・言語(上)』デイヴィッド・W. アンソニー (著), 東郷 えりか (翻訳) 筑摩書房 2018
『馬・車輪・言語(下)』デイヴィッド・W. アンソニー (著), 東郷 えりか (翻訳) 筑摩書房 2018
『The Horse in the City: Living Machines in the Nineteenth Century』Clay McShane Johns Hopkins Univ Pr 2011
『馬の世界史』本村 凌二 中央公論新社 2013
『馬と人の江戸時代』兼平 賢治 吉川弘文館 2015
参考書 『馬・船・常民』網野 善彦 (著), 森 浩一 (著) 講談社 1999
教員からのお知らせ 毎回の授業後にFormsによるクイズをおこなう。参考書はここに記載がないものについても必要に応じて適宜紹介する。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、Microsoftのチャット等で随時受け付けます。
その他 講義参加者の希望等によって、講義内容は若干変更することもある。