経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

教養特講9〈イギリスの人文・社会科学の古典を読む1〉

履修年度 2021
講義コード 11C0106661
科目名 教養特講9〈イギリスの人文・社会科学の古典を読む1〉
開講期 1期
担当者氏名 小沢 佳史
履修年次 1年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 19世紀イギリスの哲学者J. S. ミルは、経済学だけでなく人文・社会科学の全分野にわたって本を執筆し、ミルの本は今でも読み続けられている。この授業の目的は、古典――現代まで読み継がれてきた昔の本――の読み方の基礎を身に付けること、そしてそれに基づいて、ミルの古典から彼の主張を読み取ることである。そのためにこの授業では、人々の多様性の大切さを説いたミルの『自由論』(1859年)を輪読する。
到達目標 1.古典の文章の背景――現代の日本とは異なる時代状況――に配慮できる。

2.ミルの『自由論』の内容を、ミル自身の言葉に基づいて説明できる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、授業の前に、教科書の該当箇所をよく読み、授業での指示に従って小レポートを作成し提出すること。また授業の後に、授業の内容を思い出しながら、教科書の該当箇所をもう一度じっくりと読み込むこと。
授業計画 【第1回】ガイダンス

【第2回】J. S. ミルの思想と『自由論』

【第3回】『自由論』第1章(前半)

【第4回】『自由論』第1章(後半)

【第5回】『自由論』第2章(前半)

【第6回】『自由論』第2章(中間)

【第7回】『自由論』第2章(後半)

【第8回】『自由論』第3章(前半)

【第9回】『自由論』第3章(後半)

【第10回】『自由論』第4章(前半)

【第11回】『自由論』第4章(後半)

【第12回】『自由論』第5章(前半)

【第13回】『自由論』第5章(中間)

【第14回】『自由論』第5章(後半)

【第15回】まとめ



※1回の授業で教科書の15~20ページ程度を読み進めていく予定である。ただし、この進度は目安であり、履修者と相談しながら進度を適宜調整する。

※履修者の希望に応じて、教科書以外の日本語訳や英語の原文なども参照する。そのための指定図書や参考書については、授業内にて適宜詳しく紹介する。
成績評価の方法 小レポート(40%)、最終レポート(50%)、および授業への取り組み姿勢(10%)によって評価する。到達目標に記載された内容について、自分の言葉で説明できることをレポートの評価基準とする。
フィードバックの内容 レポートに対するフィードバックを、提出期限後の授業内にて行う。
教科書 『自由論』J. S. ミル 著 ; 関口正司 訳 岩波書店 2020
指定図書 『ミル自伝』J. S. ミル 著 ; 朱牟田夏雄 訳 岩波書店 1960
参考書 『西洋政治思想資料集』杉田敦, 川崎修 編著 法政大学出版局 2014
『ミル『自由論』原書精読への序説』薬袋善郎 著 研究社 2020
教員からのお知らせ この授業では、履修者が授業前に小レポートを作成し、それに基づいて授業中にディスカッションを行うため、履修者全員の積極的な参加が求められる。古典と呼ばれる本を読んでみたいという意欲のある学生を歓迎する。
オフィスアワー この授業に関する質問・相談は、学部学科で定めるオフィスアワーにて受け付ける。また授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内でも対応する。
その他