経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
哲学とは何か
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C0104301 |
科目名 | 哲学とは何か |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 小川 文子 |
履修年次 | 1年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | 「哲学」というと、何か小難しい理論や詭弁のようなものを連想する人がいるかもしれません。しかし、「哲学」とはそもそも私たちにとって身近なもののはずで、大雑把に言えば、「考える営み」に他なりません。本講義では、身近な問題を哲学的なアプローチで考えてみることを試みます。そのために必要な、西洋哲学の歴史にも触れていきます。 |
到達目標 | 何についてでも構わないので、自分なりの問題を見つけて、それについて考えを深めていくというように、少しでも哲学的に問題を見つめられるようになることが、この授業の目標です。また、その際に、過去の哲学や哲学者の思想を参考にしつつ考えられるといいです。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | この科目では、60時間以上の授業外学修をすること。授業中に、書籍やHP、映画など、参考となるメディアを紹介するので、そうしたものを積極的に取り入れて各自学習を深めて下さい。 |
授業計画 | 【第1回】ガイダンス・授業の詳しい説明 【第2回】哲学の誕生 【第3回】ソクラテス以前の哲学者 【第4回】何のために生きるのか:ソクラテス 【第5回】三角形が三角形であるということ:プラトンとアリストテレス 【第6回】そもそも「ある」ということはどういうことか:古代から量子力学の世界へ 【第7回】世界の3割はキリスト教徒 【第8回】哲学とキリスト教 【第9回】認識について:17世紀の哲学とカント 【第10回】AIに心は宿るのか:哲学的ゾンビの問題 【第11回】「言葉」の不思議:分析哲学の世界 【第12回】トーテムポールが示す意味:構造主義 【第13回】作者の「意図」なんてあるのか:ポスト構造主義 【第14回】「私」の主体性とは:実存主義 【第15回】まとめ:哲学と科学と宗教と |
成績評価の方法 | 平常点:50% 学期末試験:50% 平常点として、履修が確定した第2回目より毎回WebClassでリアクションペーパーを回収します。リアクションペーパーの未提出が授業数の1/3を上回る等授業の取り組み姿勢が良好ではない場合は、単位を修得することができません。 |
フィードバックの内容 | リアクションペーパーに対するフィードバックを次週の授業内で行います。 |
教科書 | |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | 教科書はありません。毎回の授業内容はプリントをデータで配信します。エコロジーの観点から紙媒体での配布はしません。参考文献も適宜紹介します。 |
オフィスアワー | 授業後、もしくはWebClassのメールでご相談ください。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | 教員からのフィードバックによる振り返り。毎回のリアクションぺーパーを次の授業時にフィードバックします。 |
その他 |