学生課外学習プログラム
Lecture / Extracurricular Noncredit Programs for Students
道東地域における地域特性を活かした経済・産業の成り立ちや今後の地域活性化のあり方について
担当: 南 賢二、櫻井 一宏、小林 隆史
事前調査として、釧路市を中心とした道東地域の主要産業、交通アクセス、観光資源等についてインターネット等を用いて情報収集を行いました。
現地調査では、地域産業の実態について、各企業の事務所や水産加工工場、めん羊牧場などの現場の見学や質疑応答を行いました。実際に訪れることで、地域経済活動の重要性、難しさや面白さなど、文献やインターネットでは得られない多くのことを学びました。コロナ禍に限らず、社会情勢の変化に対応していく企業努力などは参加学生にとって刺激的な情報であり、経済学を学ぶモチベーション向上につながりました。
活動の様子
まちづくりにも携わる地元企業経営者のレクチャー
羊肉の加工と食材としての活用方法を学ぶ
水産加工工場の見学とレクチャー
羊飼育の現場見学と解説
参加した学生の声
現地で実際に北海道の食材を食べたり、作り上げる過程を見学したりして、北海道ならではの環境を活かし美味しい食材が作られていると実感しました。
お聴きしたお話しの中では、新聞の売上減少という課題に直面したとき、新聞店の資産である地元でのつながりを活かして、北海道の食材をより多くの人に知ってもらうための「クシロバコ」を開発したというお話しに強く心惹かれました。
大きな空きビルのある釧路駅前の様子から、地方都市衰退の現状も実感しました。地方の各自治体が他の自治体の成功体験を活かすことが、全国の地方が盛り上がるためのカギになると感じたと同時に、私自身も力になりたいと思いました。