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　2023年12月16日(土)に、本学教員である林康史の引率の元、山梨県甲府市にある山梨中央銀行の貨幣・金融資料館を訪れました。本プログラムは、貨幣・金融の現物資料等を見学を通して「貨幣の役割」や明治期の地方金融制度を学修し、貨幣・金融に関する知識を深めることを目的にしています。 

　山梨中央銀行は、明治10年4月、日本で9番目に開業した国立銀行が母体として銀行券を発行した歴史があり、当時の現物が展示されています。他の地域にも地方銀行が作った博物館はありますが、なかでも山梨中央銀行の貨幣・金融資料館の展示は群を抜いて充実しています。 

　参加した学生たちは今回のプログラムにて、現物の持つ雰囲気に触れ、貨幣の役割や地方金融制度に思いを馳せ、体感を通じた学修ができました。また、残りの時間を利用して、サドヤワイナリーやミレーのコレクションで有名な山梨県立美術館も見学し、非常に充実したプログラムとなりました。