教員紹介
staff introduction
北原 克宣
(きたはら かつのぶ)
職名 | 教授 |
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主な担当分野 | 社会経済入門、農業経済 |
略歴
1967年 2月 長野県生まれ
1989年 3月 東京農業大学農学部農業経済学科 卒業
1995年 3月 北海道大学大学院農学研究科農業経済学専攻博士課程修了
1995年10月 秋田県立農業短期大学 講師
2001年 4月 秋田県立大学短期大学部 助教授
(2001年 9月~2002年3月 バーミンガム大学(イギリス)客員研究員)
2004年 4月 立正大学 助教授、准教授を経て2010年4月より現職。
現在の研究テーマ
(1)現代資本主義の蓄積構造に関する研究
(2)日本農業構造の再構成に関する研究
ゼミナール紹介
当ゼミのテーマは、「豊かさを問い直す」です。そのため、机上の空論にならぬよう外に出て学ぶことを重視しています。2013年度より、NPO法人「農の未来ネット」の会員として米作りに参加し(「米作り隊」と言っています)、2014年からは武蔵大学、立教大学などの学生とともに東久留米市の畑作農家に出かけて交流しています(「はたけっこクラブ」)。これらの活動を通じて、経済や世の中の仕組みを実践的に学ぶことを目指しています。
座学では、ここ数年は「現代の食料システム」について学んでいます。昨年は、フィリップ・リンベリーほか著『ファーマゲドン』(日経BP社、2015年)という本を使って勉強しました。今年は、安部司著『食品の裏側』(東洋経済新報社)等を読みながら、食品添加物をめぐる諸問題について学んでいます。
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主な研究実績
- (1)五味・元木・苑・北原編著『21世紀資本主義分析のフロンティア』(批評社、2017年)
- (2)「『制度としての農協』の終焉と転換」小林国之編著『北海道から農協改革を問う』(筑波書房、2017年1月)
- (3)北原・安藤編著『多国籍アグリビジネスと農業・食料支配』(明石書店、2016年)
所属学会
政治経済学・経済史学会、経済理論学会、日本農業経済学会、日本農業経営学会、日本協同組合学会 など