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2025.10.21
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課外学習プログラム「石和温泉の魅力と課題の調査および金融資料館等見学」を実施いたしました。
10月11日から13日にかけて、学生課外学習プログラムにて山梨県笛吹市および周辺市町村に訪れ、街並みの景観調査や観光資源の活用状況、地域産業の実態などを学びました。
山梨県笛吹市は温泉地・石和温泉を有する、豊かな自然と観光資源に恵まれた地域です。人口約6万5千人に対し、年間約160万人もの観光客が訪れる観光都市です。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響による入込客数の減少など、地域が抱える課題も見えてきます。
学生たちは実際に石和温泉に宿泊し、観光地としての魅力や課題を体感しました。また、周辺地域の温泉施設や観光地と比較しながら、笛吹市の観光の現状を多角的に調査しました。事前調査では、石和温泉街の特徴や課題をインターネットで調べ、自分の地元と比較することで、地域の個性や観光振興のヒントを探りました。
訪問先では、山梨中央銀行金融資料館(甲府市)や山梨県立博物館で甲州財閥の歴史や金融の発展を学び、地域経済と風土との関わりを理解しました。また、地域を代表する産業として、人気の土産菓子「桔梗信玄餅」の製造工場や、地域の宝飾産業の歴史を伝える甲州天然石工房採石の蔵を見学。施設見学の際には、館内スタッフの方から様々な質問をすることで、展示を閲覧する以上の学びを得ることができました。連休中ということもあり、多くの観光客で賑わう様子から、地域産業と観光のつながりを実感しました。
さらに、マルス山梨ワイナリーでは製造工程を見学し、浅間園では果樹狩りを体験。スタッフの方々との交流を通して、地域の人々が観光にかける思いや工夫を学ぶことができました。
山梨市の展望温泉施設では、富士山や甲府盆地を一望できる絶景を楽しみつつ、「景観」や「街並み形成」が観光価値にどのように影響するかを考察。石和温泉街が今後どのように魅力を高めていけるか、学生たちはさまざまな視点から意見を交わしました。
今回の現地調査を通して、観光地の発展には自然や歴史、産業、そして地域の人々の努力が深く関わっていることを学びました。教室では得られないリアルな体験を通じて、学生たちは地域の魅力と課題を自らの目で確かめ、観光やまちづくりの在り方を考える貴重な機会となりました。
「山梨中央銀行 金融資料館」
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「山梨県立博物館」
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「桔梗信玄餅工場テーマパーク」
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「甲州天然石工房 採石の蔵」
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「マルス山梨ワイナリー」地下のワイン貯蔵庫
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「浅間園」でのフルーツ狩り
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「やまなしフルーツ温泉 ぷくぷく」からの夜景
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「ほったらかしキャンプ場 Cafe: 山歩 SANPO 2nd」より富士山を望む
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