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2023年8月16～18日にかけて、柏崎市高柳地区にて課外学習プログラムを実施しました。 

　本プログラムの対象地である新潟県柏崎市高柳町は、農業を中心とした第1次産業による典型的な中山間地域でした。将来的な過疎化や高齢化が予想される中、1980年代後半から1990年代にかけて地元の有志が中心となり地域活性化活動を立ち上げました。以来、地元のことばである「じょんのび（ゆったり・のんびり・心地よいの意）」をキーワードに策定した「じょんのび村構想」を具現化してきた稀有な地域です。 

　事前調査として、参加学生はそれぞれ高柳町およびその周辺地域に関する基本的な情報・データ収集を行いました。また、新潟産業大学の春日俊雄教授にリモートレクチャーを実施いただき、地域の詳細な話を伺うとともに、質疑応答を行いました。 

　現地調査では、春日教授をはじめとして多くの地域の方々にご協力いただき、地域の見学、体験、ヒアリングなどを実施しました。調査を通して、歴史的な環状集落の保存・再整備や観光につながる各種施設整備、地元産品の開発・販売、それらを運営する地元組織の構築など、さまざまな経済活動を学ぶことができました。特に、農山村の生活様式や永く営まれてきた地域産業をリアルに体感したことは、貴重な経験となりました。 

以下、プログラムの活動を撮影した写真となります。