POLICY & FEATURES
3つの方針と
学びの特色
経済学研究科 経済学専攻 修士課程
3つの方針
経済学研究科経済学専攻は、広い視野に立って精深な学識を授け、経済、環境および地域の各分野における研究能力または高度の専門性を要する職業等に必要な能力を養成することおよびそのために必要な教育研究を行うことを、人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的として定めています。その実現のために、以下のように、「教育目標」ならびに、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」、「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」、「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を定め公表します。
教育目標
経済学研究科経済学専攻は、その修士課程教育プログラムを通じ、持続可能でより良い豊かな和平社会を築くための一個の重心・芯となるべき人材として、経済学分野における「モラリスト×エキスパート」を養成することを教育の目標とします。
卒業認定・
学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)
経済学研究科経済学専攻における修士の課程を修めたうえで、下記の能力・資質を身につけた者に学位を授与します。
関心・意欲・態度
- 自らの研究目標を掲げ、その実現のため能動的に経済学分野における総合的な学識に関心を持ち、既存の先行研究の英知を理解しようとする高い意欲を持っている。
- 社会に貢献しようとする使命感、隣接領域の研究成果をも自分の研究に取り込む進取性を身につけ、国際・地域社会の一員として考え、行動することができる。
思考・判断・表現
- 客観的な経済社会の情報に基づいて問題を発見し、研究指導を受けながら、独自に問題の解決策を探求することができる。
- グローバルな視点で人々と協調して、問題解決にあたることができる。
知識・理解
- 経済システム研究コース
- 経済システムの視野から、状況に応じて情報ツールを活用して、変動する国際・地域社会を幅広く分析することができる。
- 環境システム研究コース
- 環境システムの視野から、状況に応じて情報ツールを活用して、変動する国際・地域社会を幅広く分析することができる。
- 地域システム研究コース
- 地域システムの視野から、状況に応じて情報ツールを活用して、変動する国際・地域社会を幅広く分析することができる。
教育課程編成・
実施の方針
(カリキュラム・
ポリシー)
経済学研究科経済学専攻修士課程では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力・資質を身につけるために、
学問分野に関する科目を体系的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた高度な授業を開講します。
関心・意欲・態度
- 研究者として自立した研究活動を行うために必要な研究能力およびその基礎となる豊富な学識を養うために、経済システム研究コース、環境システム研究コースおよび地域システム研究コースを基軸とした各分野の科目群を設置します。
- 経済システムの科目、環境システムの科目および地域システムの科目などを総合的に学修し、各自の研究目標に合わせて計画的に学修・研究するカリキュラムを編成します。
- 3つのコースに幅広い専門科目を配置し、修士論文を計画的に作成するための思考力・判断力を高めることを目的とした演習科目を設置します。
- 少人数クラスで行う講義・演習科目を設置します。
- 指導教授による修士論文作成のための研究指導を目的とした演習科目を設置します。
- 異文化との接触・交流を深め、グローバルスタディーの充実を図るために、語学研修を目的とする自由科目を設置します。
入学者受け入れの方針
(アドミッション・
ポリシー)
経済学研究科では、研究科の教育目標に共感し、研究意欲をもって取り組むことのできる下記のような者の入学を期待します。
学力の三要素に即した求める人物像
【 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度 】
- 自ら設定した研究目標の専門領域についての基礎的知識を有している者。
- 本研究科の学問分野全般について、学士課程レベルの幅広い基礎的知識を有している者。
- 外国語についての基礎的知識と関心をもっている者。
【 思考力・判断力・
表現力 】
- 経済、環境および地域の各分野に関心を持ち、専門知識・能力とモラル・学識を掛け合わせながら、広い視野から経済社会変動の仕組みを論理的・批判的に思考し、その解明に貢献しようとする使命感をもっている者。
- 現代社会を直視するために必要な専門的知識と分析能力を身につけようとし、自らの判断力を不断に高めようとする緊迫感をもっている者。
- 学修・研究に必要な語学力を含むコミュニケーション能力、修士論文執筆のための研究計画作成・遂行能力を有している者。
【 知識・技能 】
- 研究者や教育者を目指している者や、自らのキャリアアップを目指している者、あるいは国際化が進む中で、高度職業人として日本やアジア地域への貢献を目指している者。
- 異文化を積極的に理解し、とりわけアジア諸国からの外国人留学生と互いに切磋琢磨して、学問に励むことができる者。
入学までに身につけてほしい知識・能力等
- 専攻する特定の領域についての十分な専門知識
- 経済学研究科の学問分野全般についての学士課程レベルの幅広い基礎知識
- 修士論文執筆のための研究計画作成・遂行能力
- 論理的・批判的思考力、課題発見・探究・表現能力、コミュニケーション能力(学修・研究に必要な語学力を含む。)
経済学研究科 経済学専攻 博士後期課程
3つの方針
経済学研究科経済学専攻は、経済、環境および地域の新しい課題に挑戦し、研究者として自立的な研究活動を行うに必要な高度の研究能力および基礎となる豊かな学識を養うことおよびそのために必要な教育研究を行うことを、人材養成に関する目的その他の教育研究上の目的として定めています。。その実現のために、以下のように、「教育目標」ならびに、「卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)」、「教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)」、「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」を定め公表します。
教育目標
経済学研究科経済学専攻は、その博士後期課程教育プログラムを通じ、持続可能でより良い豊かな和平社会を築くための一個の重心・芯となるべき人材として、経済学分野における「モラリスト×エキスパート」を養成することを教育の目標とします。
卒業認定・
学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)
経済学研究科経済学専攻における博士後期の課程を修めたうえで、下記の能力・資質を身につけた者に学位を授与します。
関心・意欲・態度
- 明確な研究目標を掲げ、経済、環境および地域にかかわる新たな課題に関心を持ち、自立的に新しい課題に挑戦し、研究活動を遂行しようとする高い意欲をもっている。
- 社会に貢献しようとする使命感、隣接領域の研究成果をも自分の研究に取り込む進取性を身につけ、国際・地域社会の一員として考え、行動することができる。
思考・判断・表現
- 客観的な経済社会の情報に基づいて問題を発見し、必要な研究指導を受けた上で、研究者として問題の解決策を自立的に探求することができる。
- グローバルな視点で人々と協調して、問題解決にあたることができる。
知識・理解
- 経済、環境および地域にかかわる文明史的な課題を自覚し、専門的な立場からの問題発見と分析能力を身につけ、研究者として自立して社会的活動ができる素養を備えている。
- 優れた博士論文の作成能力を身につけている。
技能
- 経済システム研究コース
- 経済システムの視野から、状況に応じて情報ツールを活用して、研究者として変動する国際・地域社会を幅広く分析することができる。
- 環境システム研究コース
- 環境システムの視野から、状況に応じて情報ツールを活用して、研究者として変動する国際・地域社会を幅広く分析することができる。
- 地域システム研究コース
- 地域システムの視野から、状況に応じて情報ツールを活用して、研究者として変動する国際・地域社会を幅広く分析することができる。
教育課程編成・
実施の方針
(カリキュラム・
ポリシー)
経済学研究科経済学専攻博士後期課程では、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力・資質を身につけるために、
専攻分野に関する科目を体系的に編成し、講義・演習・実習を適切に組み合わせた高度な授業を開講するとともに優れた研究指導を行っています。
- 研究者として自立した研究活動を行うために必要な研究能力およびその基礎となる豊富な学識を養うために、経済システム研究コース、環境システム研究コースおよび地域システム研究コースを基軸とした各分野の科目群を設置します。
- 各分野の科目に幅広い専門科目を配当するほか、大学院生が博士論文を計画的に作成するための思考力・判断力を高めることを目的とした研究演習科目を配置します。
- 少人数クラスで行う講義・演習科目を設置します。
- 指導教授による博士論文作成のための研究指導を目的とした研究演習科目を設置します。
入学者受け入れの方針
(アドミッション・
ポリシー)
経済学研究科では、研究科の教育目標に共感し、研究意欲をもって取り組むことのできる下記のような者の入学を期待します。
学力の三要素に即した求める人物像
【 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度 】
- 独自に設定した研究目標にかかわる専門領域についての基礎的、専門的知識を有している者。
- 本研究科の学問分野全般についての修士課程レベル以上の幅広い基礎的知識を有している者。
- 外国語についての基礎的知識と関心をもっている者。
【 思考力・判断力・
表現力 】
- 経済、環境および地域の各分野に関心を持ち、専門知識・能力とモラル・学識を掛け合わせながら、広い視野から経済社会変動の仕組みを論理的・批判的に思考し、その解明に貢献しようとする使命感をもっている者。
- 高度な専門知識および研究能力を身につけようとし、研究者としての判断力を絶えず高めようとする自主性を高くもっている者。
- 研究に必要な語学力を含むコミュニケーションの能力、博士論文執筆のための研究計画の作成能力および研究計画の遂行能力を有している者。
【 知識・技能 】
- 独立した研究者や教育者を目指している者、そして自らのキャリアアップを目指している者。
- 異文化を積極的に理解し、とりわけアジア諸国からの外国人留学生と互いに切磋琢磨して、学問に励むことができ、日本やアジア地域への貢献を目指している者。
入学までに身につけてほしい知識・能力等
- 専攻する特定の領域について作成した高度な修士論文
- 博士論文執筆のための高度な研究計画作成・遂行能力
- 論理的・批判的思考力、課題発見・探究・表現能力、コミュニケーション能力(学修・研究に十分な語学力を含む。)
FEATURES
学びの特色
3つのコース
経済学研究科には、「経済システム研究コース」、「環境システム研究コース」および「地域システム研究コース」の3つのコースがあります。「学生が研究者または高度な職業人として自立した研究活動などを行うこと」に必要な研究能力およびその基礎となる豊富な学識を養うために、各コースに幅広い専門科目を配置しています。学生は、経済システムの科目、環境システムの科目および地域システムの科目などを総合的に学修し、各自の研究目標にあわせて計画的に研究を行います。また、修士論文を計画的に作成するための思考力・判断力を高めることを目的とした少人数クラスで行う講義・演習科目もあります。そして、修士論文の作成には、指導教授による研究指導を目的とした演習科目を受講します。さらに、異文化との接触・交流を深め、グローバルスタディーの充実を図るために、語学研修を目的とする自由科目もあります。
豊富な教員陣と個性尊重の指導体制
済学研究科では、ミクロ経済学やマクロ経済学といった理論分野から財政・金融などの応用分野まで、経済学の各分野を指導できる教員が在籍しております。数学・語学といった人文社会科学を専門とする教員も在籍して、大学院において各種専門科目が開講されています。学生の個性や研究分野に関する希望を最大限尊重し、入学時点における各自の希望に基づいて、指導教員を決定することになっています。これまで留学生を受け入れてきた一方、社会人にも広く大学院教育を開放し、社会人の大学院生には社会人入試制度を設けるだけでなく、通常の修業年数を延長する制度、具体的には、修士課程を最大4年、博士後期課程を最大6年に延長できる「長期履修制度」を導入しています。社会人としての経験を活かしながら、博士号の取得を目指す大学院生も在籍しています。
充実した研究サポート体制
経済学研究科では、3つのコースが持つ幅広い専門科目のほか、毎年、大学院生のための課外勉強会を開催して、合宿を通じて、院生同士の研究交流を図り、学生と教職員の親睦を深めます。また院生専用の研究室では、PCや複合機、豊富な専門書籍、StataやEviewsなどの最新ソフトウェアが導入されており、研究に専念できる環境が整備されています。このほかに、プロの日本語教師による研究日本語演習が毎年開講されています。学生はこの科目の履修を通じて、正しい日本語の表現を使って論文を作成するスキルを身につけていきます。それほど日本語を使いこなせなかった留学生も学位論文を作成できるようになります。