教員紹介
staff introduction

村田 啓子

村田 啓子

(むらた けいこ)

教授/DPhil in Economics
主な担当分野【学部】 日本経済論
主な担当分野【大学院】 日本経済論特論、日本経済論特研

略歴

東京大学経済学部卒業
オックスフォード大学経済学博士(DPhil in Economics)
経済企画庁(現内閣府)
OECD経済局マクロ経済政策分析課エコノミスト
日本銀行金融研究所シニアエコノミスト
内閣府政策統括官付参事官(経済財政―海外分析担当)
内閣府経済社会総合研究所上席主任研究官
東京都立大学経営学研究科教授
東京都立大学名誉教授

現在の研究テーマ

現代日本経済の実証的研究、政策効果分析、家計行動

ゼミナール紹介

日本経済は、少子高齢化、財政赤字、世界経済の変調など様々な課題に直面しています。
本ゼミでは、主要な経済指標(GDP、消費者物価、金利、株価、為替など)を各種経済統計から実際にダウンロードして図表を作成するという作業を自ら体験することを通じ、まずはデータに親しみながら各種経済指標を理解する力を身につけていきます。次に、経済学の考え方を踏まえ、日本経済について最新の統計データも用いつつ体系的に学びます。そして、3番目のステップとして、参加者の希望や問題意識も踏まえながら、最近刊行されたより具体的な課題に関連した書籍、レポートや論文を輪読する予定です。
大学で学んだ経済理論を実体経済の理解に生かすためには、以下の4つが重要です。第1に、複雑な経済事象を整理して考えること、第2に、第1の点とも関連しますが、理論をどのように実体経済に当てはめて理解するか、第3に、必要な統計データを正しく理解すること、第4に、理論とデータの理解に加え、制度についても理解する力。これら理解の訓練により、実体経済をみる自らの能力を養い、卒業後も役立つ知見の修得が可能となります。
一連の学修を通じ、皆さんが日本経済の現状と課題、そして将来について、自ら考える力が身に付き、卒業後の将来においても役立つ能力の習得を目指します。

主な研究実績

https://researchmap.jp/kmurata

所属学会

日本経済学会