FACULTY OVERVIEW
学部概要
MESSAGE
学部長メッセージ
FEATURES
学びの特色
学修の基礎
-大学で必要なアカデミックスキルを習得-
学んだことをアウトプットする場が、基本的にはテストのみだった高校までとは異なり、大学では、テストの他に、レポート、論文、プレゼンテーションなど、多種多様な方法によるアウトプットが求められます。そこで、高校までとは全く異なる学修姿勢を身につけるために、初年次の必修科目である「学修の基礎」では、「文献・資料の検索方法」、「レポート・論文の作成方法」、「発表資料の作成方法」、「プレゼンテーションの手法」について実践的に学びます。少人数クラスであることのメリットを活かして、一人一人の学生の得意を伸ばし、苦手を減らす指導ができることも「学修の基礎」の大きな特徴です。
3コース制
-学生1人1人に合わせたカリキュラムで、
それぞれの未来に直結する学びを-
立正大学経済学部では、「経済学コース」、「国際コース」、「金融コース」の3コースを設け、初年次より、それぞれの学生に合わせたカリキュラムを展開しています。例えば、「経済学コース」には様々な経済フィールドワークの授業が用意されており、経済学の理論体系を学ぶだけでなく、「現場の経済」に触れる機会が充実しています。「国際コース」では、世界で活躍するビジネスパーソンになることを目指して、実践的な英語力を身につける授業が充実しており、希望者は「海外語学研修プログラム」に参加することができ、その費用の一部を助成しています。また、「金融コース」では、金融・財務に対する知識の修得、関連資格の取得を目指した授業が豊富に用意されており、独自のサポート体制により、就職に有利な簿記検定、ファイナンシャルプランナー検定、宅地建物取引士などの資格取得を目指す学生に適したコースとなっています。
ゼミナール
-早い段階からの少人数による専門教育-
2年次から始まるゼミナールでは、初年次に「学修の基礎」で身につけた基礎的なアカデミックスキルをもとに、それぞれが興味を持った分野について、専門的な知識や分析手法を修得します。ゼミナールでは、少人数形式で、その分野の専門家の指導の下、文献の購読や調査、発表、討論が行われ、毎年行われる「ゼミナール大会」での発表に向けて、グループで論文を作成します。グループでの論文作成を通して、専門的な知識やスキルだけではなく、能動的なコミュニケーション能力が身に付き、グループ内でのそれぞれの強みに気づくことができる、というのが、立正大学経済学部で、ゼミナールでの活動が非常に重要だと考えられている理由です。伝統的な「経済理論」の分野だけではなく、「データサイエンス」や「環境経済学」、「都市経済学」など多様な分野のゼミナールが開講されていることも立正大学経済学部の大きな特徴となっています。
経済フィールドワーク・課外学習プログラム
-現場の経済に触れ、
将来像を明確に-
立正大学経済学部の代名詞とも言えるのが、実際に経済が動く現場に赴いて調査し、調査で得られた情報やデータを分析してまとめ、発表する、経済フィールドワーク・課外学習プログラムです。教室で経済理論を体系的に学ぶだけではなく、卒業後から長きに渡って身を置くことなる現場の経済に早い段階から触れることは、それぞれの将来像を明確にするための貴重な体験となるはずです。特に近年、あらゆる業種の会社が拠点を構える東京の都心にキャンパスがあることを活かして、東京近郊を調査地とする経済フィールドワーク・課外学習プログラムを増やしており、それぞれが「自分のやりたいを見つける」サポートをしています。
HISTORY
学部の沿革
立正大学のはじまりは今から400年以上も前、1580(天正8)年にまでさかのぼります。
学徒の教育と日蓮宗学・仏教学の研究を目的として、下総国飯高(現・千葉県匝瑳市)に檀林(学問所)を開設しました。
現在でも飯高寺として残されています。
1904(明治37)年に専門学校令によって大崎の地(現・品川キャンパス)に日蓮宗大学林が設立され、
日蓮宗大学と名称変更した後、1924(大正13)年に大学令により立正大学が設立されました。
そして戦後の1950(昭和25)年に経済学部が誕生します。
経済学部は、立正大学の社会科学系3学部(経済、経営、法)の中で最も古い学部です。
1949
昭和24年
設置当初の経済学研究所
立正大学経済学研究所設置→
1965(昭和40)年に経済研究所に
1950
昭和25年
沖中恒幸(経済学部初代学部長)による授業風景
立正大学経済学部設置
1951
昭和26年
1951年12月に発行された経済学季報の創刊号の表紙
私立学校法により財団法人を改め、学校法人立正大学学園(立正大学、同短期大学部、立正高等学校、立正中学校)となる
立正大学経済学研究所編『經濟學季報』発行
1952
昭和27年
立正大学主催講演会にて講演する石橋湛山
演題は「最近の財政及び金融
政策」
後に総理大臣となる石橋湛山が第16代学長に就任
石橋湛山と立正大学について
1963
昭和38年
立正大学経済学会設立
経済学研究所編『經濟學季報』を同『経済学会誌』に変更
1964
昭和39年
開校工事開始当時の
熊谷キャンパス
熊谷キャンパス開校工事開始
1967
昭和42年
熊谷キャンパスで挙行された
入学式の様子
熊谷キャンパスにおいて初めて入学式を挙行
1973
昭和48年
『父兄会会報』に掲載された
石橋湛山の訃報
名誉学長・石橋湛山逝去
1988
昭和63年
立正大学大学院経済学研究科(経済学専攻)修士課程設置
1990
平成2年
東京ドームにおいて行われた
立正大学の入学試験の様子
校舎建て替えのため、1988年にオープンしたばかりの東京ドームにおいて、経済学部・経営学部・文学部の入学試験を実施(以降3年間実施)
1992
平成4年
竣工当時の石橋湛山記念講堂
現・品川キャンパスに石橋湛山記念講堂が竣工
1994
平成8年
立正大学大学院経済学研究科(経済学専攻)博士後期課程設置
2000
平成12年
立正大学経済学部と、中国人民大学経済学院、同大学財政金融学院(中国)及び北方交通大学(現北京交通大学)経済管理学院(中国)との間に学術交流協定が結ばれる
2010
平成22年
記念懇親会にて一堂に会する
経済学部の歴代教員陣
経済学部開設60周年記念フォーラム・記念式典開催
2018
平成30年
経済学部3コース制導入(経済学コース・金融コース・国際コース)
石橋湛山と立正大学について
石橋湛山は第一次吉田内閣(1946~1947年)の際、大蔵大臣となります。その優れた経済政策は高く評価されました。
その後、 1956(昭和31)年には内閣総理大臣に就任しました。
立正大学では、1952(昭和27)年から1968(昭和43)年3月まで長きにわたり学長を務めました。
ジャーナリスト、政治家、教育者として、生涯尽力されました。
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