ゼミナール
Seminar
河原ゼミ
ゼミのテーマ: | 国際経済 |
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ゼミの様子をのぞいてみよう!(河原ゼミ)
「経済学」というと敷居の高いイメージがあります。特にミクロ経済学やマクロ経済学といったテーマを講義で学ぶだけでは、経済を抽象的にとらえがちです。そこで現実の経済を知り、講義で教わった内容をより身近な問題としてとらえ、発表する場がゼミナールです。本ゼミでは2年生は3人1組でグループをつくり、「東洋経済」や「ダイヤモンド」といった経済誌のなかから発表するテーマを決めています。実際の経済誌を資料にしているのは、身近な経済問題に気づき、学生のうちから社会人と同じように問題意識をもってほしいから。そのため、とりあげるテーマは学生の興味があればどんなものでも構いません。最近では、TPP問題やオリンピックの経済効果といったテーマに関心が寄せられているようです。3年生になると、国際経済など、より専門的な内容を中心に研究を深め、ゼミナール発表大会でプレゼンテーションしてもらいます。同時に、マクロ経済学やミクロ経済学を後輩の2年生に説明してもらいます。人前でうまく発表するのも重要なスキルですが、マンツーマンでわかりやすく教えることが出来るのも重要なこと。しっかりとした理解がないと伝えられません。
こうした機会を通じて、新聞やニュースに出てくる経済問題を理解する力を身につけてもらいたいと思います。社会に出て企業に入ってしまうと、その一員としての目線しかもてなくなってしまうことがあります。そうではなく、一人のビジネスマンとして、社会で起こっている諸問題を広い視野から自分なりに分析できるようになってもらいたいですね。
■経済の現場を実際に見学する課外授業があります。今年度は、日本銀行と東京証券取引所に行ってきました。どちらも新聞やニュースでよくとりあげられる機関ですが、実際にどのようなことを行っているのかということはあまり浸透していません。どんな役割を持っているかを下調べしてから見学することで、臨場感をもって理解を深めることができました。