教員紹介
staff introduction

苑 志佳

苑 志佳

(えん しか)

教授
主な担当分野 アジア経済、中国経済

略歴

1979~1984年 中国対外経済貿易大学
1988~1989年 アメリカSETON HALL大学大学院
1992~1998年 東京大学大学院経済学研究科
2006~2007年 アメリカUCバークレー校IEAS客員研究員
1998年~現在に至る. 立正大学経済学部

現在の研究テーマ

中国の対外直接投資、中国の産業競争力、中国の企業制度

ゼミナール紹介

2000年代前半から日中政治関係が悪化したが、経済的な結びが強かったため、経済への影響はそれほど大きくなかった。これはいわゆる「政冷経熱」である。しかし、近年、中国経済の減速や労働力不足を象徴される構造問題の発生などもあり、2010年以降の政治関係の悪化が経済に与える影響が顕著に現れ、日中貿易は伸び悩み、直接投資も減少しており、日中関係が「政冷経冷」の状態に陥った。現在、日中政治・外交・経済関係全般は岐路に立っている。今後、日中関係はどのように展開していくか。困難な時期こそ、われわれは中国をもっと研究すべきではないだろうか。本年度、苑ゼミは、上記のことを問題意識として勉強しようと考えている。このゼミは、国際感覚を持つ学生に参加をお勧めする。これまでの経験では、ゼミ生の構成は多国籍的なもので、ゼミ生の相互理解と交流能力を要する。

主な研究実績

  • (1) 『グローバル金融危機後の世界経済の変貌:米国―新興国経済を中心に』(河村哲二編著)第11章「グローバル金融危機後の中国企業のグローバル化――ブラジルへ進出する中国自動車企業を中心に」(執筆分担)、ナカニシヤ出版、~頁、(近刊)
  • (2) 『21世紀資本主義世界の転換と変容-経済・環境・文化・言語による重層的分析-』(五味久寿・元木靖・苑志佳・北原克宣編)、第5章「中国資本主義に関する論考―「複合型資本主義」の様相―」立正大学経済研究所研究叢書No.31、2017年3月
  • (3) 『金型産業の技術形成と発展の様相』(馬場敏幸編)第12章「中国自動車金型企業の海外進出の背景と戦略―BYDによるオギハラ金型事業買収をめぐって―」(執筆分担)、日本評論社、2016年3月
  • (4) 『中国企業対外直接投資のフロンティア――「後発国型多国籍企業」の対アジア進出と展開――』(苑志佳著)創成社、2014年2月
  • (5) 『グローバル競争下の日本自動車産業――新興国市場における攻防と日本メーカーの戦略』(上山邦雄編著)第4章「中国自動車企業の海外進出」(執筆分担)、日刊自動車新聞社、2014年3月。
  • (6) 『中国多国籍企業の海外経営』(川井伸一編)、第4章「ASEANにおける中国多国籍企業の産業競争力の比較分析―自動車と電子産業を中心に」(執筆分担)、日本評論社、2013年2月。
  • (7) Hybrid Factories in Latin America, ed. K. Yamazaki, W.S.Juhn, T. Abo, “Japanese Factories in Mexico”, Palgrave Macmillan, Feb,2013.

所属学会

現代中国学会、中国経済学会、日本産業学会(理事)、中国経営管理学会