経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

財務諸表論

履修年度 2020
講義コード 11C3115301
科目名 財務諸表論
開講期 2期
担当者氏名 鈴木 一広
履修年次 1年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 企業の通信簿としての財務諸表(※)について以下の3点をつかむことを目的とします。
 ※貸借対照表や損益計算書、キャッシュ・フロー計算書等が該当します。
前半では財務諸表の作り手の立場からその考え方を中心に学習し、後半では財務諸表を利用する側の立場から分析の方法を学習します。
到達目標 ①財務諸表の種類や基本的な作成方法を知る。
②財務諸表作成上の裏付けとなる考え方の基本を押さえる。
③財務諸表を利用する立場から、その見方や分析方法の基本を押さえる。
企業の財務諸表を見て、その企業の良し悪しが判断できるようになれば、将来色々な場面で役立てることができます。
授業外学修内容・授業外学修時間数 ・講義プリント及びテキストの熟読とキーワードの暗記が必要です。
・財務分析では企業の状況を把握するために、様々な指標となる率を計算できるように、算式の暗記と問題の解答が必要です。講義の予習は不要です。復習に2時間程度を要します。
この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。
授業計画 【第1回】ガイダンスと財務諸表の種類とディスクロージャー制度の紹介
      ・貸借対照表や損益計算書などの財務諸表の概要を紹介
      ・財務諸表の開示制度を紹介
【第2回】企業会計原則に基づく伝統的な利益計算構造の体系①
      ・現金主義会計と発生主義会計 ・実現主義と発生主義  ・取得原価主義会計
【第3回】企業会計原則に基づく伝統的な利益計算構造の体系②
      ・減価償却 ・繰延資産 ・引当金 等
【第4回】グローバルな視点を取り入れた近年の利益計算構造の体系①
      ・収益費用中心観と資産負債中心観 ・概念フレームワークの財務報告の目的
      ・金融投資と事業投資
【第5回】グローバルな視点を取り入れた近年の利益計算構造の体系②
      ・金融資産(有価証券等の評価等) ・収益性の低下による処理 ・連結情報の必要性
【第6回】前半のまとめ講義
【第7回】決算書の見方(概要)
      ・各種財務諸表の見方について ・資本と利益の関係 ・キャッシュ・フロー情報  
【第8回】企業が儲ける力(収益性)を把握するための方法
      ・会社の収益性を把握するには ・資本と利益の関係 ・総資本経常利益率
【第9回】企業の収益構造を探るための方法
      ・売上高に対する利益の割合 ・投下資本の活動状況(売上高経常利益率・総資本回転率)
【第10回】企業の財務体質を見て安全性を把握する方法
      ・会社の安全性を把握するには ・資本調達の安全性(自己資本比率) ・長期的安全性 
      ・短期的安全性
【第11回】企業の成長性を把握するための方法とキャッシュ・フロー分析の必要性
      ・売上高増加率 ・利益増加率(経常利益増加率) ・総資産増加率 
      ・キャッシュ・フロー分析はなぜ必要か
【第12回】資金と利益の関係性、資金の増減原則
      ・企業活動と資金 ・資金の増減原則
【第13回】企業の支払能力を見るための、資金移動表によるキャッシュ・フロ-分析
      ・資金移動表とは ・資金移動表の作り方と見方
【第14回】キャッシュ・フロー計算書
      ・資金の範囲 ・3つの活動区分 ・キャッシュ・フロー計算書の作成方法(間接法)
【第15回】後半のまとめ講義(定期試験対策)
成績評価の方法 ①授業への取り組み姿勢、出席状況(20%)、②ミニテストの提出及び得点 (20%)、③定期試験の成績(60%)の3点から総合的に評価致します。
フィードバックの内容 ・ミニテストの模範解答を実施後に配布する。
・ミニテストを添削し、授業期間内に返却する。
・定期試験の模範解答を試験終了後に配布する。
教科書
指定図書
参考書
教員からのお知らせ 今後の生活や仕事に役立つ内容を学習します。会計独特の難しい表現や財務分析上の算式も登場しますが、ポイントを押さえていただければと思います。積極的な姿勢で講義にご出席ください。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。
その他