経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
財務諸表論
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C3115301 |
科目名 | 財務諸表論 |
開講期 | 2期 |
担当者氏名 | 安部 秀俊 |
履修年次 | 1年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | 企業の通信簿としての財務諸表(※)について下記の到達目標3点をつかむことを目的とします。 ※貸借対照表や損益計算書、キャッシュ・フロー計算書等が該当します。 前半では財務諸表の作り手の立場からその考え方を中心に学習し、後半では財務諸表を利用する側の立場から分析の方法を学習します。 |
到達目標 | ①財務諸表の種類や基本的な作成方法を知る。 ②財務諸表作成上の裏付けとなる考え方の基本を押さえる。 ③財務諸表を利用する立場から、その見方や分析方法の基本を押さえる。 企業の財務諸表を見て、その企業の良し悪しが判断できるようになれば、将来色々な場面で役立てることができます。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | ・講義プリントの熟読とキーワードの暗記が必要です。 ・財務分析では企業の状況を把握するために、様々な指標となる率を計算できるように、算式を押さえる必要があります。講義の予習は不要です。復習に2時間程度を要します。 この科目では、30時間以上の授業外学修を行うこと。 |
授業計画 | 【第1回】ガイダンス / 財務諸表の種類とディスクロージャー制度の紹介 【第2回】企業会計原則に基づく伝統的な利益計算構造の体系① 【第3回】企業会計原則に基づく伝統的な利益計算構造の体系② 【第4回】グローバルな視点を取り入れた近年の利益計算構造の体系① 【第5回】グローバルな視点を取り入れた近年の利益計算構造の体系② 【第6回】グローバルな視点を取り入れた近年の利益計算構造の体系③ 【第7回】グローバルな視点を取り入れた近年の利益計算構造の体系④ 【第8回】決算書の見方(概要) 【第9回】企業が儲ける力(収益性)を把握するための方法 【第10回】企業の財務体質を見て安全性を把握する方法 【第11回】企業の成長性分析 【第12回】キャッシュ・フロー分析の必要性、資金と利益の関係性、資金の増減原則 【第13回】企業の支払能力を見るための資金移動表 【第14回】キャッシュ・フロー計算書(前半:作成方法) 【第15回】キャッシュ・フロー計算書 (後半:分析方法)及びまとめ |
成績評価の方法 | 全15回のWebミニテストの解答状況(80%)、授業への取り組み姿勢(20%)により評価致します。 定期試験実施の場合には、上記Webミニテストの解答状況と合わせ判断致します。 |
フィードバックの内容 | ミニテストの模範解答を実施後にフィードバックします。 ※定期試験を実施する場合には模範解答を講義終了後に配布します。 |
教科書 | |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | 今後の生活や仕事に役立つ内容を学習します。会計独特の難しい表現や財務分析上の算式も登場しますが、ポイントを押さえていただければと思います。積極的な姿勢で講義にご参加ください。 配付又は投稿するプリントにて講義を行いますので教科書を購入する必要はございません。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。 メールやWebミニテスト内でも質問・相談をお受けいたします。 |
その他 |