経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

金融論基礎

履修年度 2020
講義コード 11C3115201
科目名 金融論基礎
開講期 1期
担当者氏名 林 康史
履修年次 1年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的  金融を学ぶには、実際の市場を理解することも大事である。昨今、仮想通貨や電子マネー等の新しい貨幣についての議論も盛んである。しかし、金融論では学ぶべき事項が多く、貨幣や市場について熟考する時間もほとんどない。さまざまな角度から貨幣・市場を考えるための授業を目指し、ブラジル(アマゾン)、十勝(更別村)等、現地調査を踏まえて考えたことを伝える。可能な限り、学外の相場予測のイベント等にも参加。見学等も盛り込みたい。
到達目標  貨幣にもさまざまな性格や役割があること、仮想通貨の問題点、等々を理解し、説明できることを目指す。市場の構造を把握する力を養成し、さまざまな角度から、経済事象を見る思考を身につける。
授業外学修内容・授業外学修時間数  授業外学修時間数は、60時間以上。授業外学修は資料の予習以外は、主として復習に充当されたい。復習以外に、参考文献を読み、それらの要約や感想文を提出してもらう予定(詳細は講義中に指示する)。
授業計画 【第1回】ガイダンス ~ マネーとは何か、市場の機能

Ⅰ.市場 ~ さまざまな市場
【第2回】アマゾンのインディオの無言交換、貨幣の誕生
【第3回】シミュレーションゲーム(外国為替の模擬取引)
【第4回】大田市場、または、築地市場 見学(予定)
【第5回】東京証券取引所見学(予定)
【第6回】東京商品取引所見学(予定)
【第7回】東京外国為替市場(外国為替ブローカー)見学(予定)
【第8回】予備

Ⅱ.貨幣・通貨 ~ 無貨幣、また、さまざまな目的の貨幣
【第9回】チェ・ゲバラの貨幣廃止論、カンボジアのポルポト政権による貨幣の禁止、等
【第10回】特別目的貨幣(ヤップ島の石貨、パラオのウドウド、法貨以外の私的貨幣)
【第11回】各国の地域通貨(エルサルバドル、エクアドルほか)
【第12回】貨幣の役割
【第13回】金利と貨幣
【第14回】日本銀行貨幣博物館見学(予定)
【第15回】予備

※ 講義の順番は、見学先等々と打ち合わせながら行うため、変更されうる。
※ 新聞社等の主催する相場予測のイベント等にも参加する予定だが、そのための準備や予備的な学習は、上記と並行して毎回の講義のなかで、また、授業外で受講生が主体的に行う。
※ また、予備は、和銅遺跡(埼玉県)見学等を考えているが、受講者数等により、実施できない可能性もある。
成績評価の方法  期末試験に、レポート、授業への取り組み姿勢等を加え、総合的に評価(予定)。小テストを行う場合もある。
フィードバックの内容
教科書
指定図書 『マネーの進化史(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)』ニーアル・ファーガソン 早川書房 2015年
『貨幣と通貨の法文化』林康史編 国際書院 2016年
『欲望と幻想の市場~伝説の投機王リバモア』エドウィン・ルフェーブル著、林 康史(訳) 東洋経済新報社 1999年
参考書
教員からのお知らせ  可能な限り、フィールド、博物館を訪れたい。
 出席状況は評価対象外である(欠席は減点対象となる場合がある)が、3分の2以上の回の出席が求められる。
オフィスアワー  本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付ける。
その他