経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)

Syllabus

経済フィールドワーク2(慶田)

履修年度 2023
講義コード 11C1110504
科目名 経済フィールドワーク2(慶田)
開講期 2期
担当者氏名 慶田 昌之
履修年次 1年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義・実習
授業の目的 調査対象を様々な視点から観察し,独自の分析を行い,とりまとめて他者に正確に伝える力を鍛錬すること.調査対象は,原則として実際の経済・産業のフィールドとし,歴史・地勢・産業などのデータ収集とあわせて座学では得られない,現場における調査経験を通じて実践的に学ぶこと.また,基本的にグループ単位で調査・分析を行い,メンバー同士のコミュニケーション能力や協調性も体得すること.
到達目標 対象とする経済・産業活動など,実際の現場に関する多角的な分析の視点を養い,データの収集や整理,関連情報のとりまとめができる.また,実態把握・問題解決などの目的をもって,調査を実践することできる.グループでの話し合いやとりまとめ分担などの共同作業に協調できる.
授業外学修内容・授業外学修時間数 講義およびグループワークによる作業や議論が中心となるため,データ収集や資料のとりまとめなど,各自の分担作業については授業時間外に行うことが必要となり,計60時間以上の授業外学修を実施することを推奨する.また,所定の授業時間以外に,単位取得上必須となる学外での現地調査を実施する.
授業計画 【第1回】イントロダクション・フィールドワークとは

【第2回】個人発表(1)

【第3回】個人発表(2)

【第4回】調査と分析・分析手法の選択

【第5回】グループワーク(1)

【第6回】データ収集と集計

【第7回】グループワーク(2)

【第8回】ヒアリングとアンケート

【第9回】グループワーク(3)

【第10回】フィールドワークの準備

【第11回】グループワーク(4)

【第12回】プレゼンテーションの方法

【第13回】グループワーク(5)

【第14回】レポート作成の方法

【第15回】最終発表
成績評価の方法 基本的に①レポート(20%)②学外フィールドワークへの取り組み姿勢(40%)③課題提出(10%)④グループワークへの貢献(20%)⑤授業態度(10%)の総合評価による.現地調査の実施が困難となった場合においては②以外の要素によって評価する.
フィードバックの内容 授業内プレゼンテーションへの講評,グループワークや課題,レポートに対するアドバイスやレポート冊子の制作等を行う.
教科書
指定図書
参考書
教員からのお知らせ グループでの作業が多いため,協調性やコミュニケーション能力を必要とする.

現地調査への参加は,単位取得に必須である.

やむを得ない事情以外の欠席・遅刻は認めない.
オフィスアワー 質問・相談は学部学科にて定めるオフィスアワーにて,対面及びTeamsのビデオ通話等にて受付ける.また,Teamsの所定の箇所に質問・相談の投稿があれば,オフィスアワーにて返信を行う.
アクティブ・ラーニングの内容 調査対象地において課題解決型学習のテーマを設定し,グループワークにてディスカッションを行う.フィールドワークの結果をプレゼンテーションする.
その他 1. 本講義は履修登録の前に「経済フィールドワーク・ガイダンス」への参加が必要である.ガイダンス方法は年度によって異なるので,詳細は学部ガイダンス資料,及びポータルサイトの通知を確認すること.

2. 本講義の募集人数は15名前後とする (募集人数については変更の可能性あり).

3. 履修者は,原則として学外フィールドワーク(東京都中野区・杉並区:10月下旬から11月下旬の土日より半日を2回)への参加が必須である.今後の社会情勢により調査対象地が変更となる場合の代替候補地については,3月(新入生は4月初旬) に行われる「経済フィールドワーク・ガイダンス」で確認すること.

4. 学外フィールドワーク費用 (交通費・施設見学費など) のうち、履修者の負担分として2000円程度を想定している (金額は若干の増減可能性ある).

5. 学外フィールドワークに充てた時間を授業時間より振り替えることがある.

6. 参考資料等は適宜指示する.

7. 東京都中野区・杉並区の神田川水系がどのような構造と歴史を持つのかについて,フィールドワークを通じて調査する実践的な教育を行う.