経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)

Syllabus

経済フィールドワーク2(櫻井A)

履修年度 2023
講義コード 11C1110501
科目名 経済フィールドワーク2(櫻井A)
開講期 2期
担当者氏名 櫻井 一宏
履修年次 1年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義・実習
授業の目的  調査対象を様々な視点から観察し,独自の分析を行い,とりまとめて他者に正確に伝える力を鍛錬すること.調査対象は,原則として実際の経済・産業のフィールドとし,歴史・地勢・産業などのデータ収集とあわせて座学では得られない,現場における調査経験を通じて実践的に学ぶこと.また,基本的にグループ単位で調査・分析を行い,メンバー同士のコミュニケーション能力や協調性も体得すること.
到達目標  対象とする経済・産業活動など,実際の現場に関する多角的な分析の視点を養い,データの収集や整理,関連情報のとりまとめができる.また,実態把握・問題解決などの目的をもって,調査を実践することできる.グループでの話し合いやとりまとめ分担などの共同作業に協調できる.
授業外学修内容・授業外学修時間数  講義およびグループワークによる作業や議論が中心となるため,データ収集や資料のとりまとめなど,各自の分担作業については授業時間外に行うことが必要である.それらの作業に関して計60時間以上の授業外学修を実施することを推奨する.また,所定の授業時間以外に単位取得上必須となる学外フィールドワークを実施する.
授業計画 【第1回】イントロダクション

【第2回】調査内容のとりまとめ

【第3回】グループワーク①

【第4回】分析と考察

【第5回】グループワーク②

【第6回】グループワーク③

【第7回】プレゼンテーションの準備

【第8回】グループワーク④

【第9回】グループワーク⑤

【第10回】プレゼンテーションと質疑応答①

【第11回】プレゼンテーションと質疑応答②

【第12回】レポート作成①

【第13回】レポート作成②

【第14回】レポート作成③

【第15回】まとめ
成績評価の方法  基本的に①レポート(20%)②学外フィールドワークへの取り組み姿勢(40%)③課題提出(10%)④グループワークへの貢献(20%)⑤授業態度(10%)の総合評価による.学外フィールドワークの実施が困難となった場合においては②以外の要素によって評価する.
フィードバックの内容  授業内プレゼンテーションへの講評,グループワークや課題,レポートに対するアドバイスやレポート冊子の制作等を行う.
教科書
指定図書
参考書
教員からのお知らせ  グループでの作業が多いため,協調性やコミュニケーション能力を必要とする.

 学外フィールドワークへの参加は,単位取得に必須である.

 やむを得ない事情以外の欠席・遅刻は認めない.
オフィスアワー  質問・相談は学部学科にて定めるオフィスアワーにて,対面及びTeamsのビデオ通話等にて受付ける.また,Teamsの所定の箇所に質問・相談の投稿があれば,オフィスアワーにて返信を行う.
アクティブ・ラーニングの内容  調査対象地にて「フィールドワークを実施」する.課題解決型学習のテーマを設定し,「グループ・ワーク」での「グループ・ディスカッション」を経て,学外フィールドワークの結果の「プレゼンテーション」を行う.
その他 1. 本講義は履修登録の前に「経済フィールドワーク・ガイダンス」への参加が必要である.ガイダンスの詳細は学部ガイダンス資料,及びポータルサイトの通知を確認すること.

2. 本講義の募集人数は15名前後とする(募集人数については変更の可能性あり).

3. 履修者は,原則として学外フィールドワーク(北海道標茶町; 3泊4日,2023年9月を予定)への参加が必須である.

4. 学外フィールドワーク費用(交通費・宿泊費・施設見学費など)のうち,履修者の負担分として33,000円程度を徴収する(金額は若干の増減可能性あり・原則として返金しない).ただし,調査対象地の変更に応じて金額は変更される.

5. 本講義は評価も含め「経済フィールドワーク1(櫻井A)」とのセット受講となることに留意すること.

6. 学外フィールドワークに充てた時間を授業時間より振り替えることがある.

7. 参考資料等は適宜指示する.