経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
経済フィールドワーク1(吉田B)
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C1110409 |
科目名 | 経済フィールドワーク1(吉田B) |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 吉田 友美 |
履修年次 | 1年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義・実習 |
授業の目的 | 2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」から10年以上経つが,いまだ本震災の課題が残っているという.なぜ10年以上経過した現在でも完全に復興が困難なのはなぜだろうか.本講義では,「仙台駅~仙台空港」間とフィールドワークの対象地とし,震災後に未だ解決されない課題とは何かについて明らかにすることを目的とする. |
到達目標 | 対象とする経済・産業活動など,実際の現場に関する多角的な分析の視点を養い,データの収集や整理,関連情報のとりまとめができる.また,実態把握・問題解決などの目的をもって,調査を実践することできる.グループでの話し合いやとりまとめ分担などの共同作業に協調できる. |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 講義およびグループワークによる作業や議論が中心となるため,データ収集や資料のとりまとめなど,各自の分担作業については授業時間外に行うことが必要である.それらの作業に関して計60時間以上の授業外学修を実施することを推奨する.また,所定の授業時間以外に,単位取得上必須となる学外での現地調査を実施する. |
授業計画 | 【第1回】イントロダクション・フィールドワークとは 【第2回】個人発表(1) 【第3回】個人発表(2) 【第4回】調査と分析・分析手法の選択 【第5回】グループワーク(1) 【第6回】データ収集と集計 【第7回】グループワーク(2) 【第8回】ヒアリングとアンケート 【第9回】グループワーク(3) 【第10回】フィールドワークの準備 【第11回】グループワーク(4) 【第12回】プレゼンテーションの方法 【第13回】グループワーク(5) 【第14回】レポート作成の方法 【第15回】最終発表 |
成績評価の方法 | 基本的に①レポート(20%)②学外フィールドワークへの取り組み姿勢(40%)③課題提出(10%)④グループワークへの貢献(20%)⑤授業態度(10%)の総合評価による.現地調査の実施が困難となった場合においては②以外の要素によって評価する. |
フィードバックの内容 | 授業内プレゼンテーションへの講評,グループワークや課題,レポートに対するアドバイスやレポート冊子の制作等を行う. |
教科書 | 『授業中に指示』 |
指定図書 | 『授業中に指示』 |
参考書 | 『授業中に指示』 |
教員からのお知らせ | グループでの作業が多いため,協調性やコミュニケーション能力を必要とする. 現地調査への参加は,単位取得に必須である. やむを得ない事情以外の欠席・遅刻は認めない. |
オフィスアワー | 質問・相談は学部学科にて定めるオフィスアワーにて,対面及びTeamsのビデオ通話等にて受付ける.また,Teamsの所定の箇所に質問・相談の投稿があれば,オフィスアワーにて返信を行う. |
アクティブ・ラーニングの内容 | 調査対象地にて「フィールドワークを実施」する.課題解決型学習のテーマを設定し,「グループ・ワーク」での「グループ・ディスカッション」を経て,現地調査結果の「プレゼンテーション」を行う. |
その他 | 1. 本講義は履修登録の前に「経済フィールドワーク・ガイダンス」への参加が必要である.ガイダンス方法は年度によって異なるので,詳細は学部ガイダンス資料,及びポータルサイトの通知を確認すること. 2. 本講義の募集人数は20名前後とする (募集人数については変更の可能性あり). 3. 履修者は,原則として学外フィールドワーク(宮城県仙台市:6月から8月の土日より1泊2日を予定)への参加が必須である. 4. 学外フィールドワーク費用 (交通費・宿泊費・施設見学費など) のうち,履修者の負担分として25,000円程度を徴収する (金額は若干の増減可能性あり・原則として返金しない).ただし,調査対象地の変更に応じて金額は変更される. 5. 学外フィールドワークに充てた時間を授業時間より振り替えることがある. 6. 参考資料等は適宜指示する. |