経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

経済学原理

履修年度 2020
講義コード 11C0383101
科目名 経済学原理
開講期 通年
担当者氏名 深澤 竜人
履修年次 2年生
単位数 4
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的  本講義は今生きている資本主義という経済体制に関して、どのようにして成立したのか、どのように運動し発展してきたのか、そこでどのような問題性を併せ持っていたのか、これらをまず確認していく。その後、社会主義という資本主義とは別な体制が発生し、それとの対抗関係で資本主義はどのように展開してきたか、こうした諸相に関して日本を中心とし、諸外国との関係で理解していくことを目的とする。
到達目標  上記のように、我々の生きている資本主義という経済体制に関して、成立と展開・発展、問題、これらの理解、社会主義との対抗関係での展開、その後の日本・アメリカとの推移、そして現在はどのようになっているか、こうした諸相に関して日本を中心として、さらに諸外国との関係で理解していくことを目標とする。
授業外学修内容・授業外学修時間数  講義は板書で行っていくため、その復習を自身で興味ある様々な文献によって補っていくとよいです。
 この授業は120時間以上の授業外学修を必要とします。
授業計画 【第1回】ガイダンス 本講義の全体内容 試験・出席・レポート等々に関して
【第2回】資本主義の成立Ⅰ 封建制度の解体と資本主義の胎動
【第3回】資本主義の成立Ⅱ 産業革命・市民革命という事象 
【第4回】資本主義の成立Ⅲ 資本主義経済の運動と成長・発展 対外展開
【第5回】資本主義の展開Ⅰ 日本の資本主義への移行 欧米との対比・比較
【第6回】資本主義の展開Ⅱ 植民地拡大と帝国主義政策 列強の対立と帝国主義戦争
【第7回】資本主義の展開Ⅲ 戦争の一時的中断と世界大恐慌による世界戦争
【第8回】資本主義の展開Ⅳ 社会主義の成立と東西冷戦構造
【第9回】資本主義の展開Ⅴ アメリカを中心とした対社会主義政策 IMF・GATT体制 
【第10回】現代の資本主義Ⅰ(1950~60年代) 日本の高度成長
【第11回】現代の資本主義Ⅱ(1960~70年代) 日米逆転の諸相 
【第12回】現代の資本主義Ⅲ(1970~80年代) 資本主義の苦悩 スタグフレーション レーガノミクス 対日要求
【第13回】現代の資本主義Ⅳ(1980~90年代) 日本のバブル経済 
【第14回】現代の資本主義Ⅴ(1990~2000年代) バブルの崩壊とその後の長期不況
【第15回】現代の資本主義Ⅵ 現代資本主義の近年の状況を説く

【第16回】ガイダンス 本講義の全体内容 試験・出席・レポート等々に関して
【第17回】現代資本主義と日本の家計Ⅰ 消費性向 貯蓄率 エンゲル係数 シュワーベ係数 
【第18回】現代資本主義と日本の家計Ⅱ 金融機関と預入の金利・利息他
【第19回】現代資本主義と日本の家計Ⅲ 金融機関と借入のリスク他
【第20回】現代資本主義と日本の家計Ⅳ 日本と各国と比較する 貯蓄率・分配率・労働時間
【第21回】現代資本主義と日本の企業Ⅰ 株式会社とは何か 株主総会の実相
【第22回】現代資本主義と日本の企業Ⅱ 株式投資論 株価変動の論理
【第23回】現代資本主義と日本の企業Ⅲ 株式による企業の支配・買収
【第24回】現代資本主義と日本の企業Ⅳ 大企業の支配体制 政治との関わり
【第25回】現代資本主義と景気変動 理論と統計と日本経済での現況
【第26回】現代資本主義とインフレ・デフレ 金本位制度と管理通貨制度との違い
【第27回】現代資本主義と金融Ⅰ 円高・円安(ドル安・ドル高)
【第28回】現代資本主義と金融Ⅱ 為替相場変動の理論
【第29回】現代資本主義と経済政策Ⅰ 財政・金融政策
【第30回】現代資本主義と経済政策Ⅱ 近年の日本の具体的政策を見る 

*講義は必要に応じて変更する場合もあります。
成績評価の方法  実際の受講人数を見てから決めますが、現時点では普段点(30%)、レポート(30%)、試験(40%)としておきます。
フィードバックの内容  毎回リアクションペーパーを書いてもらいます。間違った理解や質問には次回返信していく形態をとっていきます。
教科書
指定図書
参考書 『現代日本経済論』井村喜代子 有斐閣 2000年
『世界経済読本』宮崎勇ほか 東洋経済新報社 2002年
『ゼミナール国際経済入門』伊藤元重 日本経済新聞社 1996年
『世界経済論』大内力 東京大学出版会 1991年
『世界経済史入門』長岡新吉ほか ミネルヴァ書房 1992年
『大戦後資本主義の変質と展開』井村喜代子 有斐閣 2016年
教員からのお知らせ  講義は板書でおこなっていきます。必要事項をノートに取っていくようにしてください。レポートの作成や試験の時にそれを用いますので。
オフィスアワー  本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。
その他  講義が一方通行にならないように、対話形式で行ないます。可能であれば、マイクを持って答えてもらいますので、この点を了解した上で受講してください。