経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

国際金融

履修年度 2020
講義コード 11C0382701
科目名 国際金融
開講期 通年
担当者氏名 外木 好美
履修年次 3年生
単位数 4
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 国際金融論では,①財市場,②貨幣市場,③為替市場の各々の市場の均衡と3市場の同時均衡を理論的に分析します。マクロ経済学や金融論で学んだ金融の仕組みや制度,経済政策等について,為替レートや国際収支を通じた影響も踏まえて,理論的なアプローチで理解することを目的とします。
到達目標 国際金融論では,①国際的な資金の融通,②物価や金利,為替レートが各市場でどう決まるのか,③金利や物価と為替レートとの間の関係,④マンデル・フレミング・モデルに基づく開放経済の下での経済政策について理解することと,⑤現代の国際金融を取り巻く問題を知ることを目標とする。
授業外学修内容・授業外学修時間数 授業では,直感的な理解ができるよう努めます。授業後に教科書を読み,各章の復習問題に取り組んで,自身の理解度を確認してください。授業中に基礎となる科目(マクロや金融等)の内容にも触れますが,あくまでも簡単な復習レベルです。是非,個別に質問に来るようにしてください。
授業外学習は120時間以上行うこと。
授業計画 【第1回】ガイダンス,基本的視点の設定:経済学の基本的な考え方
【第2回】基本的視点の設定:金融取引の意味と効果,国境を超えた経済取引を考える
【第3回】 国民経済計算と国際収支会計:国民経済計算,GDPの構成要素
【第4回】国民経済計算と国際収支会計:国際収支統計
【第5回】貨幣とマクロ経済:貨幣とその役割,資産としての貨幣とその特徴,貨幣需要,貨幣供給
【第6回】貨幣とマクロ経済:貨幣市場の均衡,貨幣と物価
【第7回】為替レートと外国為替市場
【第8回】1期前半のまとめ&質問受付
【第9回】金利と為替レート(資産市場における裁定):金利裁定とカバー付利子平価,カバーなし金利平価と均衡為替レート
【第10回】金利と為替レート(資産市場における裁定):貨幣市場と外国為替市場(利子率と名目為替レート)
【第11回】金利と為替レート(資産市場における裁定):リスク・プレミアム
【第12回】金利と為替レート(資産市場における裁定)時間の経過と均衡の変遷
【第13回】物価と為替レート(生産物市場における裁定)
【第14回】1期後半のまとめ&質問受付
【第15回】1期総まとめ&質問受付

【第16回】為替レートと実体経済:総需要と総供給,総需要とその決定要因(内需,外需)
【第17回】為替レートと実体経済:生産物市場の短期均衡,経常収支の考察
【第18回】為替レートと開放マクロ経済政策:生産物市場と資産市場の同時均衡(閉鎖経済)(1)
【第19回】為替レートと開放マクロ経済政策:生産物市場と資産市場の同時均衡(閉鎖経済)(2)
【第20回】為替レートと開放マクロ経済政策:開放経済への拡張(マンデル・フレミングモデル)
【第21回】為替レートと開放マクロ経済政策:変動相場制における金融・財政政策の効果
【第22回】為替レートと開放マクロ経済政策:国際資本移動の規制と政策効果
【第23回】2期前半のまとめ&質問受付
【第24回】為替レートと開放マクロ経済政策:予想の変化と政策効果,短期から長期への均衡の変遷
【第25回】為替政策(為替介入と為替相場制度):為替相場制度の選択,為替介入
【第26回】為替政策(為替介入と為替相場制度):固定相場制度,固定相場制度下の金融・財政政策
【第27回】為替政策(為替介入と為替相場制度):通貨同盟と最適通貨圏
【第28回】国際金融を取り巻く難問(1)
【第29回】国際金融を取り巻く難問(2)&2期後半のまとめ
【第30回】2期総まとめ&質問受付
成績評価の方法 中間レポートと期末試験の点数で評価します。
フィードバックの内容 各章の復習問題で,習熟度を確認してもらいます。ミクロ,マクロ,金融と基礎となる科目が多く,どこでつまづいているのかは学生によってバラツキます。もし解答に困ったら,講義後に残っている時間で質問をしてください。個別に対応します。勉強したつもりではなく,先生に質問しながら能動的に学習をしてください。
教科書 『コア・テキスト国際金融論第2版』藤井 英次 新世社 2013
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