経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

金融論

履修年度 2020
講義コード 11C0382201
科目名 金融論
開講期 通年
担当者氏名 林 康史
履修年次 2年生
単位数 4
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的  金融市場の現場で「何が起こっているか」を念頭に置きつつ、基礎からデリバティブまでを講義する。マーケット感覚を養うために外国為替の模擬取引等、受講者参加の方法も取り込む。金融は経済の基礎をなしており、経済の理解には必要である。金融の知識が不足していれば、一流のビジネスパーソンになれないばかりか、個人生活にも支障をきたす。国際金融論、証券論、中国金融、PF基礎講座、保険論、等の関連科目の基本となる。
到達目標  金融システム・市場、金融機関、デリバティブも含む金融商品を理解し、概略を説明できる。また、行動経済学の知見も理解し、マーケット感覚も身につけ、リスクを検討できる。
授業外学修内容・授業外学修時間数  授業外学修時間数は、120時間以上。授業外学修は資料の予習以外は、主として復習に充当されたい。復習以外に、参考文献等を読了すること。それらの要約や感想文を提出してもらうこともある(詳細は講義中に指示する)。
授業計画  金融とは、貨幣とは、市場とは
第1回:ガイダンス、金融の基礎知識
第2回:貨幣と決済システム
第3回:外国為替市場のしくみ
第4回:外国為替取引のシミュレーション(模擬取引)①
第5回:外国為替取引のシミュレーション(模擬取引)②
第6回:信用創造とマネーストック
第7回:金融仲介機能~直接金融と間接金融
 金融機関
第8回:金融機関の区分と種類
第9回:銀行・保険・証券
 中央銀行
第10回:日本銀行の目的と機能
第11回:金融政策、金融政策の方策
 金利
第12回:金利とは、金利の諸相
第13回:金利の期間構造
第14回:金利と債券
第15回:金利とマクロ経済、授業内評価

 マクロ経済と金融
第16回:金融政策の考え方
第17回:金融政策と中間目標
 金融政策の歴史的展開
第18回:戦後から高度成長期を経て安定成長期まで
第19回:日本版金融ビッグバンと金融政策
第20回:量的緩和政策、異次元緩和
 金融規制
第21回:制度と規制
第22回:規制の区分と種類、自己資本比率規制
第23回:事後的規制、消費者・投資者保護
 金融市場
第24回:金融市場の分類
 金融デリバティブと証券化
第25回:証拠金取引、レバレッジ
第26回:金利スワップ、通貨スワップ
第27回:オプション
第28回:証券化
 金融リテラシー
第29回:マーケットの心理学
第30回:マーケット予測と投資運用

*上記の30回を予定しているが、ほかに以下のテーマ等も取り上げたいと考えている。
「運用スタイル」、「ポートフォリオ構築の視点」、「リスクとリスク対応」、「運用ルール」等々。
成績評価の方法  期末試験に、レポート、授業への取り組み姿勢等を加え、総合的に評価(予定)。小テストを行う場合もある。
フィードバックの内容
教科書 『やりなおしの金融論』(近刊予定)林康史 
指定図書 『貨幣と通貨の法文化』林康史編 国際書院 2016年
『通貨政策の経済学』クルーグマン著、林康史・河野龍太郎 訳 東洋経済新報社 1998年
『法と経済学』矢野誠 編  東京大学出版会 2007年
『欲望と幻想のドル』クレイグ・カーミン著、林康史 監訳  日本経済新聞出版社 2010年
『トレーダーの発想術――マーケットで勝ち残るための70の箴言』ロイ・W・ロングストリート著、林康史 訳 日経BP社 2014年
『マネーの進化史(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)』ニーアル・ファーガソン  早川書房 2015年
参考書 『マンガーの投資術 バークシャー・ハザウェイ副会長 チャーリー・マンガーの珠玉の言葉』デビッド・クラーク著、監訳 日経BP社 2017年
『改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 入門編』キヨサキ他著  筑摩書房 2014年
『「儲かる人」への59の質問 マネーの心理』(文庫版、知的生きかた文庫)』マネー&ライフ研究会著、林 康史 (編集)  三笠書房 2006年
『13歳からの投資のすすめ』ティモシー オールセン著、浜田陽二・宮川修子・林康史 訳 東洋経済新報社 2006年
『改定版 基礎から学ぶ デイトレード――マーケットを理解するための思考術』林康史 日経BP社 2013年
『戦略的リスク管理入門』ジェームズ・ラム 著、林康史・茶野 努 監訳 勁草書房 2016年
教員からのお知らせ  “金融”の知識が、なぜ、必要なのか、自覚して履修のこと。
 出席状況は評価対象外である(欠席は減点対象となる場合がある)が、3分の2以上の回の出席が求められる。
オフィスアワー  本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付ける。
その他