経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

経済史入門(再履修)(1期・2期開講曜日時限注意)

履修年度 2020
講義コード 11C0381601
科目名 経済史入門(再履修)(1期・2期開講曜日時限注意)
開講期 通年
担当者氏名 髙橋 美由紀
履修年次 1年生
単位数 4
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 現在は情報にあふれている社会である。何か経済史の重要事項について、手元にある携帯電話からネット検索すれば、直ぐにさまざまな情報が手に入るだろう。しかし、それらの情報は、信頼に値するものなのだろうか。情報に対する判断力を培っておかなければ、不確かな情報によって振り回されかねない。もとより歴史の研究は、史料を根拠としている。その史料の正確性も判断しなければならない。また、現在は過去との何らかの繋がりを有している。その由縁や関連がシステマチックになっていれば、対象を理解しやすいし、その行動も予測できる。過去の知識が有るのと無いのとでは、現在を見る目も異なるのである。本講義は、経済の仕組みを過去の出来事から学ぶことを目的とするものである。
到達目標 世界のさまざまな地域の経済や社会が、どのような経緯をたどって今日の姿になったのかを理解し、歴史的視点から考察が出来るようになる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 各回の講義を受講するにあたり、各自、授業外学修として4時間(計120時間)行うこと。
授業計画 【第1回】 経済史では何を学ぶか
【第2回】 人口と経済
【第3回】 農業と人びとの暮らし
【第4回】 農村社会と都市社会
【第5回】 宗教と経済
【第6回】 市場の広がりと貨幣
【第7回】中国の技術と経済
【第8回】 大航海時代
【第9回】 イギリス産業革命
【第10回】 日本近世社会の発展から近代社会へ
【第11回】 アメリカの発展
【第12回】 戦争と技術発展
【第13回】 疾病と開発
【第14回】 資本主義と社会主義
【第15回】 情報の発達と産業の変化――現代に生きる私たちの暮らし

【第16回】 グローバルヒストリーとは
【第17回】 人口と経済
【第18回】 世界の人口推移
【第19回】 人口の変化から見る発展と衰退
【第20回】 家族構造から考える発展
【第21回】 環境の変化と経済の変化1 気温
【第22回】 環境の変化と経済の変化2 植生
【第23回】 環境の変化と経済の変化3 災害
【第24回】 環境の変化と経済の変化4 疫病 
【第25回】 日本の人口推移と経済
【第26回】 地域の人口史
【第27回】 人口政策の歴史
【第28回】 Industrial Revolution vs Industrious Revolution
【第29回】 産業革命とひとびとの暮らし
【第30回】 技術の歴史:身近なところから考えよう
成績評価の方法 定期試験を8割で評価する。また、リアクションペーパー等2割。
フィードバックの内容 リアクションペーパーの質問および良いものについては翌週にコメントをおこなう。
教科書
指定図書 『あなたが歴史と出会うとき 経済の視点から[新版]』堺 憲一 名古屋大学出版会 2009
『グローバル経済の誕生』K.ポメランツ 筑摩書房 2013
『大分岐』K.ポメランツ 名古屋大学出版会 2015
『人口の世界史』マッシモ リヴィ‐バッチ 藤原書店 2014
『歴史人口学の世界』速水 融 岩波書店 2012
『世界経済史概観』アンガス・マディソン 岩波書店 2015
『世界の多様性 家族構造と近代性』エマニュエル・トッド 藤原書店 2008
参考書
教員からのお知らせ
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワー(月曜3限:メールしてください)にて受付けます。また、WebClassのメッセージ機能でも受付けます(利用方法はポータルサイト、ライブラリ内のマニュアルを参照)。
その他