経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
アメリカ経済史
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C0273002 |
科目名 | アメリカ経済史 |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 水野 里香 |
履修年次 | 2年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | この講義は、現代にいたるアメリカの歴史を経済史の視点から理解することを目的とする。 前半では、アメリカ発見から植民地時代、そして独立を経て、経済大国となる19世紀末までのアメリカについて取り上げる。そして後半では、アメリカが政治・経済的に国外への関与を深めてゆく20世紀初頭から、世界において中心的位置を占めるようになった現代までを取り上げて解説する。 |
到達目標 | ・授業で取り上げた個別の事項を説明できるようになることに加え、その発生要因と結果および影響について理解できるようにする。 ・アメリカ経済社会の発展過程について理解を深めるとともに、アメリカにおいて生じた経済的な諸事象が持つ意味を、現代の世界経済との対比から学び、理解する。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | ・配布資料などを振り返り、授業内で学んだ事柄を、自身の言葉で説明できるようにする。 ・理解が不十分な箇所については、下記に掲げた参考図書等を用いて学習する。 ・これらを合わせ、授業外に計60時間以上の学修を行う。 |
授業計画 | 【第1回】 イントロダクション:講義内容、授業の進め方などの説明 【第2回】 アメリカ発見と植民地時代 【第3回】 独立革命 【第4回】 新国家の成立 【第5回】 南北戦争 【第6回】 巨大企業の登場 【第7回】 革新主義運動の展開 【第8回】 第一次世界大戦とアメリカ 【第9回】 世界大恐慌の発生とニューディール政策 【第10回】 第二次世界大戦とアメリカ 【第11回】 戦後の国際秩序の形成 【第12回】 IMF・GATT体制 【第13回】 戦後の国内経済の盛衰 【第14回】 新自由主義からニューエコノミーへ 【第15回】 グローバリゼーションと現代 |
成績評価の方法 | 毎回の授業で課す小問によって評価する(100%)。 |
フィードバックの内容 | ・授業で出題した小問の解答と解説を行う。 ・授業内容に関する質問がある場合は回答し、その内容は皆で共有できるようにする。 |
教科書 | 『入門アメリカ経済Q&A100』坂出健、秋元英一、加藤一誠編著 中央経済社 2019 |
指定図書 | |
参考書 | 『シリーズ アメリカ合衆国史①~④』和田光弘、貴堂嘉之、中野耕太郎、古矢旬著 岩波新書 2019-2020 『新訂欧米経済史』藤瀬浩司 放送大学教育振興会 2004 『アメリカ経済史』岡田泰男 慶應義塾大学出版会 2000 『アメリカ史 (世界各国史)』紀平英作(編) 山川出版社 1999 |
教員からのお知らせ | ポータルサイトに各授業の案内を掲載します。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談は、授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内にて対応します。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | 資料を前もって学生に提示する反転授業、講義中に課す小問へのフィードバック、学生からの講義内容への質問に対する回答、その共有も行います。 |
その他 | 講義の進捗状況により、授業計画に変更や修正が生じる可能性があります。 |