経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
行動ファイナンス/行動経済学2
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C0185001 |
科目名 | 行動ファイナンス/行動経済学2 |
開講期 | 2期集中 |
担当者氏名 | 和田 良子 |
履修年次 | 3年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | ファイナンスを理解するうえで,規範的な理論のみならず,投資家のビヘイビラルな行動を考慮に入れないでは現実の市場を理解することはできません.現実の観察から理論の矛盾を指摘し,それを内包する理論が現れるという形での学術的な研究がなされてきました.現代ファイナンス理論への道筋を学びます |
到達目標 | 現代ファイナンス理論の総合的・体系的理解 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 集中講義で,ブロックごとに理解度を確かめる試験を行います.試験を解くにあたり,オンラインでの解説動画を提供する予定です.授業外の学修時間はのべ60時間以上を予定します. |
授業計画 | 【第1回】 ファイナンス理論・確実性下の意思決定理論 (教科書 第3講) 【第2回】 合理的選好に基づいた顕示選好の弱公理とそこからの逸脱 【第3回】 リスク下の意思決定理論 (教科書 第4講) 【第4回】 リスク下の意思決定理論と行動経済学 【第5回】 ナイト流不確実性下の意思決定理論と実験経済学 (教科書 第5講) 【第6回】 ポートフォリオ選択の理論 (第6講) 【第7回】 ポートフォリオ選択の理論2 (第6講) 【第8回】 ナイーブなポートフォリオ選択 (第6講) 【第9回】 ナイーブなポートフォリオ選択 (第6講) 【第10回】 株式市場におけるファンダメンタルズバリュー(第7講) 【第11回】 株式市場におけるバブルの形成と実験経済学 (第7講) 【第12回】 株式市場における情報のアップデート (第8講) 【第13回】 効率的市場仮説 (第8講) 【第14回】 株式市場における情報のアップデートとカスケード理論(第8講) 【第15回】 まとめ(経済実験に振替となります) |
成績評価の方法 | オンラインでの試験結果が100%です. |
フィードバックの内容 | 試験の解説によるフィードバックとなります. |
教科書 | 『実験経済学・行動経済学15講 (ライブラリ経済学15講 APPLIED編)』和田良子 新世社 |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | 最初から理論的な内容がやや多くなります. |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談はポータルサイトを通じて対応します。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | 講義内容の一部は体験的な教育用実験を含みます. |
その他 |