経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)

Syllabus

ゼミナールⅡ(髙橋)

履修年度 2022
講義コード 11C0125755
科目名 ゼミナールⅡ(髙橋)
開講期 通年
担当者氏名 髙橋 美由紀
履修年次 3年生
単位数 4
校舎 品川キャンパス
授業形態 演習
授業の目的 人口と経済の関係について歴史的視点から学び、現代の人口問題についても考えていきます。歴史的な家族の様子や人々の働き方の変遷を通して、現代望ましいワークライフバランスを考えてみましょう。また、地域の経済の歴史と人々の暮らしの変容についても考察します。ゼミナール大会に向けてグループ討論・報告を中心に行います。
到達目標 グループでディスカッションを行い、選択したテーマに関し、説得的なプレゼンテーションができること。グループで課題を設定し、研究をおこない、それについて論文にまとめられること。グループ研究は、ゼミ大会で報告する。
授業外学修内容・授業外学修時間数 課題図書は、自分が報告するのではなくても読んでおくこと。

毎回、グループでの課題の進捗状況を報告してもらうので、調べておくこと。

(授業前2時間、授業後2時間、計120時間)

ゼミ大会には必ず参加すること。
授業計画 【第1回】グループごとの課題の設定。

【第2回】人口と経済についての講義。

【第3回】課題図書の輪読1。

【第4回】課題図書の輪読2。

【第5回】課題図書の輪読3。

【第6回】課題図書の輪読4。

【第7回】グループ報告と討論1。

【第8回】グループ報告と討論2。

【第9回】グループ報告と討論3。

【第10回】課題図書の輪読5。

【第11回】課題図書の輪読6。

【第12回】課題図書の輪読7。

【第13回】コンピュータ実習1。

【第14回】コンピュータ実習2。



【第16回】グループ報告と討論4。

【第17回】グループ報告と討論5。

【第18回】課題図書の輪読8。

【第19回】課題図書の輪読9。

【第20回】課題図書の輪読10。

【第21回】コンピュータ実習3。

【第22回】コンピュータ実習4。

【第23回】グループ報告と討論6。

【第24回】課題図書の輪読11。

【第25回】課題図書の輪読12。

【第26回】グループ報告と討論7。

【第27回】グループ報告と討論8。

【第28回】ゼミ最終プレゼン1。

【第29回】ゼミ最終プレゼン2。

【第30回】ゼミ最終プレゼン3。



その他、ゼミ大会にもグループで参加し、論文を執筆する。
成績評価の方法 レポート・プレゼンテーション(30%)、ゼミへの参加態度(10%)。ゼミ大会への参加(60%)。
フィードバックの内容 プレゼンテーションは当日にコメントをおこなう。また、レポート等は翌週にコメントを付して返却する。
教科書 『歴史人口学の世界』速水 融 岩波書店 2012
『人口学への招待』河野 稠果 中央公論社 2007
『人口と日本経済』吉川 洋 中央公論社 2016
『老いてゆくアジア』大泉 啓一郎 中央公論社 2007
指定図書 『人口減少と日本経済』津谷 典子、樋口 美雄 日本経済新聞出版社 2009
『人類史のなかの人口と家族』木下 太志、浜野 潔 晃洋書房 2003
『成長の限界・人類の選択』ドネラ・H・メドウズ他 ダイヤモンド社 2007
『人口変動と家族の実証分析』津谷典子他編著 慶應義塾大学出版会 2020
『歴史人口学からみた結婚・離婚・再婚』黒須 里美他 麗澤大学出版会 2012
『人口で語る世界史』ポール モーランド (著), 渡会 圭子 (翻訳) 文藝春秋社 2019
『人口の世界史』マッシモ リヴィ‐バッチ (著), 速水 融 (翻訳), 斎藤 修 (翻訳) 東洋経済新報社 2014
『人口問題と移民――日本の人口・階層構造はどう変わるのか』是川 夕 (著, 編集), 駒井 洋 (監修) 明石書店 2019
『人口と日本経済 - 長寿、イノベーション、経済成長』吉川 洋 中央公論新社 2016
『2050年 世界人口大減少』ダリル・ブリッカー (著), ジョン・イビットソン (著), 倉田 幸信 (翻訳), 河合 雅司 (解説) 文藝春秋社 2020
参考書 『ウェルカム・人口減少社会』藤正 巌・古川 俊之 文藝春秋 2000
『少子社会日本』山田 昌弘 岩波新書 2007
『関係人口をつくるー定住でも交流でもないローカルイノベーション』田中 輝美 木楽舎 2017
『[図説]人口で見る日本史』鬼頭 宏 PHP研究所 2007
『歴史人口学事始め: 記録と記憶の九〇年』速水 融 筑摩書房 2020
『歴史人口学のフロンティア』速水 融、友部 謙一、 鬼頭 宏 東洋経済新報社 2001
『人口論入門』杉田 菜穂 法律文化社 2017
教員からのお知らせ 講義順序は、変更する場合があります。輪読書は、ゼミ生の希望によって変更することもあります。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、メール等にて随時受け付けます。
アクティブ・ラーニングの内容 ゼミという性質上、学生の事前学修とその報告が中心となる。
その他