経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
ゼミナールⅡ(小野﨑)
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0125743 |
科目名 | ゼミナールⅡ(小野﨑) |
開講期 | 通年 |
担当者氏名 | 小野﨑 保 |
履修年次 | 3年生 |
単位数 | 4 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 演習 |
授業の目的 | このゼミでは人工社会シミュレーションについて学ぶ。人工社会とは、端的に言えば、人間やさまざまな組織などを構成要素とするコンピュータ上の仮想的な社会のことである。個々の構成要素はエージェントと呼ばれ、比較的単純な行動ルールに基づいて自ら状況判断をし、他のエージェントと関わりを持つ。人工社会シミュレーションが目指すものは、このように多数のエージェントが相互に作用し合った場合に生じる現象を分析することにより、さまざまな社会現象の背後にある本質的なメカニズムを理解することである。 前期には、シミュレーションの分析対象となる自然現象や社会現象について、文献を輪読することを通じて深く学ぶ。また、11月のゼミナール大会での発表に向けてグループ毎にシミュレーション研究を進めていく。 |
到達目標 | (1) 人工社会シミュレーションの意義や方法について深く理解できる。 (2) 自分の問題意識に沿ってテーマ設定をし、人工社会シミュレーションを用いてそのテーマについて研究することができる。 (3) 社会現象の背後にある本質的なメカニズムについて自ら仮説を立てて考えることができるようになる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 前期は、各回の授業で扱われる教科書の該当箇所を必ず下読みしてくること。さらに、前期・後期を通して、ゼミナール大会に向けたグループ研究を授業時間以外にも定期的に実施すること。これらを併せて、授業外に合計120時間以上の学習をおこなうこと。 |
授業計画 | 【第1回】 ガイダンス 【第2回】 文献の輪読(その1) 【第3回】 文献の輪読(その2) 【第4回】 文献の輪読(その3) 【第5回】 文献の輪読(その4) 【第6回】 文献の輪読(その5) 【第7回】 文献調査(その1) 【第8回】 文献調査(その2) 【第9回】 文献調査(その3) 【第10回】 文献調査(その4) 【第11回】 文献調査(その5) 【第12回】 モデルの設計および実地調査(その1) 【第13回】 モデルの設計および実地調査(その2) 【第14回】 モデルの設計および実地調査(その3) 【第15回】 モデルの設計および実地調査(その4) 【第16回】 モデル構築および実地調査のまとめ(その1) 【第17回】 モデル構築および実地調査のまとめ(その2) 【第18回】 モデル構築および実地調査のまとめ(その3) 【第19回】 シミュレーションおよび論文の構想固め(その1) 【第20回】 シミュレーションおよび論文の構想固め(その2) 【第21回】 シミュレーションおよび論文の構想固め(その3) 【第22回】 論文作成(その1) 【第23回】 論文作成(その2) 【第24回】 論文作成(その3) 【第25回】 モデルの修正および追加文献調査 【第26回】 追加シミュレーションおよび追加実地調査(その1) 【第27回】 追加シミュレーションおよび追加実地調査(その2) 【第28回】 論文修正(その1) 【第29回】 論文修正(その2) 【第30回】 総括 |
成績評価の方法 | ゼミナール活動への取り組み姿勢(30%)、輪読担当時の報告(30%)、グループ研究での貢献度(40%)による。 |
フィードバックの内容 | 教科書の輪読およびグループ研究発表における発表の内容や方法について、随時口頭によりコメントする。 |
教科書 | |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | グループ研究に用いる文献は研究テーマに応じて適宜紹介する。 |
オフィスアワー | メール(onozaki●ris.ac.jp)にて随時受け付ける。ただし、アドレスの●を@に変換すること。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | 問題解決型学習、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション |
その他 |