経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
ゼミナールⅡ(小沢佳)
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C0125742 |
科目名 | ゼミナールⅡ(小沢佳) |
開講期 | 通年 |
担当者氏名 | 小沢 佳史 |
履修年次 | 3年生 |
単位数 | 4 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 演習 |
授業の目的 | この授業では、「ゼミナールⅠ」での学修を深化させてゆく。より詳しく言えば、この授業の目的は、経済学の歴史をめぐる発展的な知識を身に付けること、そしてそれを通じて、過去の出来事を踏まえ多様な視点から現在の出来事を捉えられるようになること、そのうえで、自分たちの関心事を探究してその成果をわかりやすく表現できるようになることである。そのためにこの授業では、主として経済学の歴史に関する古典を輪読する。 |
到達目標 | 1.経済学の歴史――現在の経済学が誕生するまでのプロセス――を、自分たちの言葉で詳しく説明できる。 2.目の前にあるものを、立体的・多面的に説明できる。 3.グループのメンバーと協力して、自分たちの関心事を探究し、その成果を他人へ正確に伝えることができる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | この科目では、120時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、担当者からの指示やフィードバックを参照して、毎回の復習と次回の予習を入念に行うこと。また、大学の図書館などを最大限に活用して、新聞をできる限り毎日読むこと。 |
授業計画 | 【第1回】ガイダンス 【第2回】「ゼミナールⅠ」での学修の振り返り 【第3回】古典の選定 【第4回】調査①――指定図書の該当箇所の確認 【第5回】調査②――古典の概要 【第6回】調査③――報告の準備 【第7回】報告と議論①――第1グループ 【第8回】報告と議論②――第2グループ 【第9回】報告と議論③――第3グループ 【第10回】調査④――古典の精読① 【第11回】調査⑤――古典の精読② 【第12回】調査⑥――古典の精読③ 【第13回】報告と議論④――第1グループ 【第14回】報告と議論⑤――第2グループ 【第15回】報告と議論⑥――第3グループ 【第16回】これまでの復習と今後の流れ 【第17回】調査⑦――古典の精読④ 【第18回】調査⑧――古典の精読⑤ 【第19回】調査⑨――古典の精読⑥ 【第20回】報告と議論⑦――第1グループ 【第21回】報告と議論⑧――第2グループ 【第22回】報告と議論⑨――第3グループ 【第23回】調査⑩――古典の精読⑦ 【第24回】調査⑪――古典の精読⑧ 【第25回】調査⑫――古典の精読⑨ 【第26回】報告と議論⑩――第1グループ 【第27回】報告と議論⑪――第2グループ 【第28回】報告と議論⑫――第3グループ 【第29回】最終報告と議論 【第30回】全体のまとめ ※この進度や内容は目安であり、履修者と相談しながら進度や内容を適宜調整する。 |
成績評価の方法 | 報告(50%)と、議論を含む授業への取り組み姿勢(50%)によって評価する。 |
フィードバックの内容 | 報告や議論について、授業内でフィードバックする。 |
教科書 | |
指定図書 | 『福祉の経済思想家たち 増補改訂版』小峯敦 編 ナカニシヤ出版 2010 『交響する経済学――経済学はどう使うべきか』中村達也 著 筑摩書房 2022 『経済思想』猪木武徳 著 岩波書店 2017 『経済思想入門』松原隆一郎 著 筑摩書房 2016 『写真で見る ヴィクトリア朝ロンドンの都市と生活』アレックス・ワーナー, トニー・ウィリアムズ 著 ; 松尾恭子 訳 原書房 2013 『経済学の名著30』松原隆一郎 著 筑摩書房 2009 『経済学のことば』根井雅弘 著 講談社 2004 『西洋政治思想資料集』杉田敦, 川崎修 編著 法政大学出版局 2014 『政治学の名著30』佐々木毅 著 筑摩書房 2007 |
参考書 | 『ソクラテスの弁明』プラトン 著 ; 納富信留 訳 光文社 2012 |
教員からのお知らせ | 無断で欠席したり遅刻したりすることは、基本的に認められない。 |
オフィスアワー | この授業に関する質問・相談は、学部学科で定めるオフィスアワーにて受け付ける。また授業終了後、次の授業に支障がない範囲で教室内でも対応する。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | ゼミナール。 |
その他 |