経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
ゼミナールⅠ(小野﨑)
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0125708 |
科目名 | ゼミナールⅠ(小野﨑) |
開講期 | 通年 |
担当者氏名 | 小野﨑 保 |
履修年次 | 2年生 |
単位数 | 4 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 演習 |
授業の目的 | このゼミでは人工社会シミュレーションについて学ぶ。人工社会とは、端的に言えば、人間やさまざまな組織などを構成要素とするコンピュータ上の仮想的な社会のことである。個々の構成要素はエージェントと呼ばれ、比較的単純な行動ルールに基づいて自ら状況判断をし、他のエージェントと関わりを持つ。人工社会シミュレーションが目指すものは、このように多数のエージェントが相互に作用し合った場合に生じる現象を分析することにより、さまざまな社会現象の背後にある本質的なメカニズムを理解することである。 年間を通して教科書を輪読しながらパソコンを用いた実習をおこない、人工社会シミュレーション基礎的手法の習得を目指す。 |
到達目標 | (1) artisoc(教科書付属の汎用マルチエージェントシミュレーター)を自在に操作できる。 (2) artisocを用いて独自のモデルを作成することができる。 (3) 社会現象の背後にある本質的なメカニズムについて強い関心を持つようになる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 各回の授業で扱われる教科書の該当箇所について、artisocを操作しながら予習・復習をおこなうこと。特に、教科書の演習問題には必ず取り組むこと。普段からシミュレーションに適する「ネタ」を意識しつつ、さまざまな文献に目を通すこと。これらと適宜課される課題とを併せて、授業外に合計120時間以上の学習をおこなうこと。 |
授業計画 | 【第1回】 ガイダンス 【第2回】 パソコンおよびartisocの基本操作 【第3回】 教科書第4・5章およびパソコンによる演習 【第4回】 教科書第6章およびパソコンによる演習 【第5回】 教科書第7章およびパソコンによる演習 【第6回】 教科書第8章およびパソコンによる演習 【第7回】 教科書第9章およびパソコンによる演習 【第8回】 教科書第10章およびパソコンによる演習 【第9回】 教科書第11章およびパソコンによる演習 【第10回】 教科書第12章およびパソコンによる演習 【第11回】 教科書第13章およびパソコンによる演習 【第12回】 教科書第14章およびパソコンによる演習 【第13回】 教科書第15章およびパソコンによる演習 【第14回】 教科書第16章およびパソコンによる演習 【第15回】 教科書第17章およびパソコンによる演習 【第16回】 夏期課題の発表 【第17回】 教科書第18章およびパソコンによる演習 【第18回】 教科書第19章およびパソコンによる演習 【第19回】 教科書第20章およびパソコンによる演習 【第20回】 教科書第21章およびパソコンによる演習 【第21回】 教科書第22章およびパソコンによる演習 【第22回】 教科書第23・24章およびパソコンによる演習 【第23回】 教科書第25・26章およびパソコンによる演習 【第24回】 教科書第27・28章およびパソコンによる演習 【第25回】 教科書第29・30章およびパソコンによる演習 【第26回】 教科書第31・32章およびパソコンによる演習 【第27回】 教科書第33・34章およびパソコンによる演習 【第28回】 教科書第35・36章およびパソコンによる演習 【第29回】 次年度研究テーマの検討 【第30回】 次年度研究テーマの確定 |
成績評価の方法 | ゼミナール活動への取り組み姿勢(30%)、輪読担当時の報告(40%)、課題(30%)による。 |
フィードバックの内容 | 教科書の輪読および課題発表における発表の内容や方法について、随時口頭によりコメントする。 |
教科書 | 『人工社会構築指南:artisocによるマルチエージェント・シミュレーション入門(改訂新版)』山影進 書籍工房早山 2008年 |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | |
オフィスアワー | メール(onozaki●ris.ac.jp)にて随時受け付ける。ただし、アドレスの●を@に変換すること。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | プレゼンテーション、ディスカッション |
その他 |