経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
ゼミナールⅠ(苑)
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0125703 |
科目名 | ゼミナールⅠ(苑) |
開講期 | 通年 |
担当者氏名 | 苑 志佳 |
履修年次 | 2年生 |
単位数 | 4 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 演習 |
授業の目的 | 今年の苑ゼミでは、アフターコロナの中国経済の行方を中心に「世界経済の中の中国」についてゼミ生の皆さんと一緒に考えてみたい。現在の世界が米国と中国という2大国間の競争によって翻弄されています。「今後、世界経済はどのように変化していくか」。「世界経済における中国の役割はどのように変わろうとするか」。とりわけ、「米中、日中という主要国間の政治・経済関係はどのように進化するか」、という諸テーマについて、苑ゼミは考察していきます。 |
到達目標 | 本ゼミを通じ学生は、中国に関する総合知識を身につけることができる。様々な専門書を輪読することによって中国の政治・社会・歴史をより深く理解することができる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | ①この科目では、120時間以上の授業外学修を行うこと。 ②毎週の授業終了後に参考文献や予習資料などを指定するので、これを予習する。 ③授業時に配布される教材や資料を復習し、次回の授業時に問題提起を考える。 ④授業の予定テーマに関連する資料を自ら収集し、これを持って授業討論に臨む。 |
授業計画 | 【第1回】前期イントロダクション 【第2回】中国経済研究にあたって 【第3回】中国の政治と経済 【第4回】農業と土地と地方経済 【第5回】工業と輸出経済の興隆 【第6回】都市化とインフラ 【第7回】企業制度 【第8回】財政システムと中央・地方政府の関係 【第9回】金融システム 【第10回】エネルギーと環境 【第11回】人口構成と労働市場 【第12回】興隆する消費者経済 【第13回】格差と腐敗 【第14回】成長モデルを変える 【第15回】中国と世界 【第16回】後期イントロダクション 【第17回】「安定成長」への円滑な移行は可能か? 【第18回】社会主義市場経済とは何か? 【第19回】「メイド・イン・チャイナ」は名声を博せるか? 【第20回】国有企業改革はどこまで進んだか? 【第21回】農村はいかに変化したか? 【第22回】少子高齢化は何をもたらすか? 【第23回】金融改革はどこまで進んだか? 【第24回】外需依存型成長からの転換は可能か? 【第25回】外資は何をもたらしたか? 【第26回】米中間の対立は乗り越えられるか? 【第27回】日中関係はいかにあるべきか? 【第28回】持続的経済成長は可能か? 【第29回】成長の果実は誰の手に? 【第30回】後期総括 |
成績評価の方法 | 1.学習態度50% 2.プレゼン30% 3.討論参加20% |
フィードバックの内容 | 毎週のプレゼン課題、テーマに対する講評を翌週授業内冒頭にて行う。 |
教科書 | 『チャイナ・エコノミー』アーサー・R・クローバー 白桃書房 2018年 |
指定図書 | 『中国経済入門』南亮進・牧野文夫 日本評論社 2016年 |
参考書 | 『中国を知る』遊川和郎 日本経済新聞出版社 2011 |
教員からのお知らせ | ゼミでの活発な議論と価値のあるコメントが期待されているので、ゼミ生諸君は、遠慮なく目立ちください。また、数回のコンパーも企画中で、授業以外の場でも気軽に議論しましょう。 |
オフィスアワー | -月曜日3限 -品川キャンパス2号館508室 |
アクティブ・ラーニングの内容 | |
その他 |