経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

特殊講義13〈金融史の理論1・ケインズ以前〉

履修年度 2020
講義コード 11C0125013
科目名 特殊講義13〈金融史の理論1・ケインズ以前〉
開講期 1期
担当者氏名 小畑 二郎
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 「金融理論は金融史と一体である」というヒックスの考え方に従って、この授業では、金融に関連する標準的な歴史について考察する。金融の歴史は、産業発展の必要に対応して試行錯誤を通じて、金融サービスの仕方を変えていく過程である。そのような観点から、これまでの金融の歴史を①貨幣信用経済、②投資金融経済の2つの段階に区分し、それぞれの段階の特徴について検討する。問題、理論、政策、そして政策の帰結または新たな問題の提出について考えていく。
到達目標  金融に関する基礎的な概念について、それらの発生の論理に従って理解する。
授業外学修内容・授業外学修時間数 授業中に指示する参考文献を読んでくること。
上記に示した授業外の学修は、60時間以上を目安に行うこと。
授業計画 【第1回】金融史の理論の課題
【第2回】金融史の3つの段階区分
【第3回】ヒックス『経済史の理論』の検討
【第4回】ヒックス『資本と時間』の要点
【第5回】貨幣信用経済の前史①ルネサンスから大航海時代までの貨幣金融
【第6回】貨幣信用経済の前史②重商主義の貨幣政策
【第7回】産業革命と金融
【第8回】スミスリカードの貨幣信用理論
【第9回】日本金融史への応用①江戸時代の商業発展と金融
【第10回】日本金融史への応用②明治初期の金融論争:大隈対松方
【第11回】日本金融史への応用③日本銀行の設立と日本経済の出発
【第12回】日本金融史への応用④国際金本位制と日本経済
【第13回】貨幣信用の理論:商業信用と銀行信用
【第14回】貨幣信用の理論:イギリス経済と1844年の銀行法
【第15回】まとめ:貨幣信用経済の特徴
成績評価の方法 平常点と期末試験による。
フィードバックの内容
教科書 『経済史の理論』ヒックス 講談社学術文庫 『経済学の歴史』小畑二郎 慶応義塾大学出版会 2014
指定図書 『ヒックスと時間』小畑二郎 慶応義塾大学出版会 2011
参考書
教員からのお知らせ  参考文献については、授業中に指示するものを学んできてほしい。ノートが重要ですので、しっかり取ってください。
オフィスアワー 火曜日の午後1時~5時
その他