経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)
Syllabus
特殊講義4〈コーポレート・ファイナンス4〉※経済・国際コース_3年生以上
履修年度 | 2022 |
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講義コード | 11C0125004 |
科目名 | 特殊講義4〈コーポレート・ファイナンス4〉※経済・国際コース_3年生以上 |
開講期 | 2期 |
担当者氏名 | 外木 好美 |
履修年次 | 2年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | 企業がなぜ存在するのか,どのように行動するのか,どう組織化されるのかといった企業の問題を,経済学的に分析します。企業分析の道具としての経済理論を理解し,その上で,イノベーション戦略,企業組織や労働システムについて,現実データも織り交ぜて学習します。そして,企業が持つ無形資産や企業の資金調達の方法が,どう企業に影響をもたらすのかを考えます。 Ⅰ期の「コーポレート・ファイナンス3」とこの授業「コーポレート・ファイナンス4」は,セットで履修するようにしてください。 |
到達目標 | 日本企業の特徴を,理論的に分析し,以下について理解することを目標とする:①R&Dといった無形資産が企業の成長・企業価値にどう影響を与えるのか,②企業集団・系列といった日本の企業組織がなぜ存在するのか,③合併・買収・提携がなぜ行われるのか,④雇用と技能形成にどのような関係があるのか。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | 授業では,理論モデルを多く扱います。授業では,理論モデルの構造やその直感的意味を解説します。課題を通じて,授業のポイントを整理し,現実経済の具体的な事例をインターネットや新聞等で調べましょう。企業の在り方は様々です。企業を調べる際の視点・視野を広げてください。 授業外学習は60時間以上,行うこと。 |
授業計画 | 【第1回】イノベーション戦略(1) 【第2回】イノベーション戦略(2) 【第3回】イノベーション戦略(3) 【第4回】企業はなぜ存在するのか(1) 【第5回】企業はなぜ存在するのか(2) 【第6回】垂直統合(1) 【第7回】垂直統合(2) 【第8回】多角化・多国籍化(1) 【第9回】多角化・多国籍化(2) 【第10回】会社の形態 【第11回】合併・買収・提携 【第12回】労働システムとインセンティブ(1) 【第13回】労働システムとインセンティブ(2) 【第14回】労働システムとインセンティブ(3) 【第15回】まとめ&質問受付 |
成績評価の方法 | 課題への取り組み姿勢(60%)と期末テストで成績(40%)を判断します。 |
フィードバックの内容 | 各章に復習問題があり,課題として提出してもらいます。主な内容は,各章のポイントの整理,具体的事例を挙げるといったものです。わからないことがあったら,先生に質問をしながら解いてください。具体的な事例を能動的に調べることで理解が深まりますので,調べ方等も併せて質問してください。 |
教科書 | 『企業経済学 (プログレッシブ経済学シリーズ)』小田切 宏之 東洋経済新報社 2010 |
指定図書 | |
参考書 | |
教員からのお知らせ | 授業後に,積極的に声をかけてください。皆さんからの「あの企業はどうすか?」「あの商品ってどうなんですか?」という質問は,先生にとっても非常に楽しいです。授業の際やTeamsを通じて,声をかけてください。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談は,学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | |
その他 |