経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
実証経済分析1
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C0122601 |
科目名 | 実証経済分析1 |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 宮川 幸三 |
履修年次 | 3年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | 近年、統計データに基づく分析から得られたエビデンスを活用して政策を立案する、いわゆるEBPM (Evidence Based Policy Making)の重要性が広く認知されている。政策の効果を検証するためには、正しい手法によって分析を行うことが不可欠である。本講義では、このような問題意識に基づいて実証経済分析の様々な手法を学ぶ。またパソコン演習を行い、実践的な分析能力を養う。 |
到達目標 | データ発生メカニズムを理解し、適切な手法によって経済データを用いた実証分析を行うことができる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。授業外学修では、テキストの該当箇所を読み予習を行うこと。授業中に行ったパソコン演習の復習を欠かさず行うこと。 |
授業計画 | 【第1回】イントロダクション 【第2回】因果関係と相関関係 【第3回】相関係数 【第4回】ランダム化比較試験 【第5回】仮説検定(1) 【第6回】仮説検定(2) 【第7回】自然実験・疑似実験(1) 【第8回】自然実験・疑似実験(2) 【第9回】回帰分析(1) 【第10回】回帰分析(2) 【第11回】回帰分析(3) 【第12回】DID-差分の差分法(1) 【第13回】DID-差分の差分法(2) 【第14回】その他の分析手法 【第15回】経済政策と実証経済分析 |
成績評価の方法 | 授業への取り組み姿勢(30%)、授業中に行う課題(30%)、期末レポート(40%)によって評価する。到達目標に記載の内容について、自らの力で適切な分析をできることを期末レポートの評価基準とする。 |
フィードバックの内容 | 課題の解説を授業時に行う。 |
教科書 | |
指定図書 | |
参考書 | 『効果検証入門〜正しい比較のための因果推論/計量経済学の基礎』安井翔太 技術評論社 2020年 『原因と結果の経済学-データから真実を見抜く思考法』中室牧子、津川友介 ダイヤモンド社 2017年 『44の例題で学ぶ計量経済学』唐渡広志 オーム社 2013年 |
教員からのお知らせ | 統計学や計量経済学およびExcelの操作に関する基礎的な知識を前提として授業を行う。 |
オフィスアワー | 本授業に関する質問・相談は、学部学科ごとに定めるオフィスアワーにおいて受付ける。 |
アクティブ・ラーニングの内容 | 意見共有、教員からのフィードバックによる振り返り、演習 |
その他 |