経済学部シラバス
2022年度(令和4年度)

Syllabus

環境計画論1/環境計画A

履修年度 2022
講義コード 11C0122201
科目名 環境計画論1/環境計画A
開講期 1期
担当者氏名 櫻井 一宏
履修年次 3年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的  環境問題への対応や持続可能社会の実現を目指すためには,適切な政策立案と諸政策を実践する具体的な計画が必要である.本講義では,世界およびわが国における都市の成立や発展,そして環境問題の歴史的な変遷について概観する.その上で,近代都市論や計画的な思考に基づく近代から現代にかけての都市の発展およびその計画について環境問題との関連を踏まえて学び,将来の都市のあり方や環境に対する考え方について検討する.
到達目標  都市が成立し発展してきた背景と関連する環境問題について理解する.資源およびエネルギーを含めた環境問題と都市との関係を把握し,近代都市の成立および都市計画の発展について学び,今後のあるべき都市と環境について考えることができる.
授業外学修内容・授業外学修時間数  授業時に作成したノートをもとにして,当該内容についての確認および理解を深めるための復習を必要とする.また,参考資料やインターネット等を用いて関連する内容についての自主学習を行うことを推奨する.以上の復習および自主学習のために計60時間以上の授業外学修を実施すること.適宜,授業内容に沿って関連する課題を与える場合がある.
授業計画 【第1回】イントロダクション

【第2回】都市の成立

【第3回】都市社会と環境問題

【第4回】近代都市の発展

【第5回】近代都市環境と都市論

【第6回】近代都市計画の考え方

【第7回】近代都市計画(英国)

【第8回】近代都市計画(米国)

【第9回】現代都市論

【第10回】英国の都市計画の変遷

【第11回】日本の都市の発展

【第12回】日本の都市計画(1)

【第13回】日本の都市計画(2)

【第14回】これからの都市と環境

【第15回】まとめ
成績評価の方法 原則として期末試験(100%)で評価する.課題提出・小テスト等を実施した場合は5%とし,期末試験を95%とする.ただし,授業および試験時の態度等に問題があった場合は成績評価対象外とすることがある.
フィードバックの内容  課題や小テストに関する内容等について講評,解説を行う.
教科書
指定図書
参考書 『都市計画の世界史』日端康雄 講談社 2008
『都市・地域計画』石井一郎・湯沢昭 鹿島出版会 2007
教員からのお知らせ  参考資料等は適宜指示する.
オフィスアワー  本授業に関する質問・相談は,原則として学部学科にて定めるオフィスアワーにて受け付ける.
アクティブ・ラーニングの内容
その他