経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

開発経済学2

履修年度 2020
講義コード 11C0122101
科目名 開発経済学2
開講期 2期
担当者氏名 芹田 浩司
履修年次 3年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 開発経済の主要な課題は、発展途上国に多かれ少なかれ共通する貧困や経済格差 (不平等)の問題をいかにして解決(是正)していくかにあると考えられる。この授業は、これまで示されてきた開発に対する様々な見方・アプローチ(理論的枠組み)を検討するとともに、ラテンアメリカやアジアの事例を中心に、工業化をはじめとする開発戦略の実証的検討を行うことを通じて、開発や経済発展に対する理解を深めることを目的とする。
 この後期の「開発経済学2」では、前期の「開発経済学1」における基本的ポイントを前提としつつ、本授業テーマについてのより実態的な側面を中心に扱う予定である。
到達目標 発展途上国における開発問題や、発展途上国と先進国の関係等を学ぶことによって、過去および現在の世界経済に関する知見を深めることができる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 テキスト(配布プリント)については毎回復習してくること(分からない用語や概念等についてはそのままにせず、自分でも積極的に調べること)。また国際面や経済面を中心に新聞にも目を通してくること。なお、授業外学修時間については60時間以上とする。
授業計画 【第1回】 イントロダクション(前期のまとめ等)
【第2回】~【第3回】経済開発(主に工業化)に関する理論的検討(前期復
  習を含む)
【第4回】~【第5回】ラテンアメリカ諸国における経済開発の歴史的展開
  とそれを巡る諸問題
【第6回】 中国における開発戦略の転換と経済成長およびそれを巡る諸問
  題
【第7回】~【第9回】 東アジア地域における経済発展とその要因分析に
  関する検討
  ---「東アジアの奇跡」について (その歴史的意義や開発経済学に対す
    るインパクト等)
  ---「新古典派」アプローチの議論の検討
  ---「国家中心主義・制度論」アプローチの検討
【第10回】これまでのまとめ(小テスト:予定)
【第11回】~【第12回】 経済グローバル化時代における発展途上国経
  済とその課題(累積債務危機や通貨・経済危機問題、経済安定化および
  構造調整政策、民営化問題等)。
【第13回】~【第14回】発展途上国の経済・社会に対する経済グローバ
  ル化の影響(理論的検討を中心に)
【第15回】 全体のまとめ (予定)
成績評価の方法 基本的には定期試験の成績による。
フィードバックの内容
教科書
指定図書 『国際開発政策研究』石川 滋 東洋経済新報社 2006
『開発経済学―貧困削減へのアプローチ』黒崎 卓、山形 辰史 日本評論社 2003
参考書 『経済成長』デイヴィッド・N・ワイル ピアソン 2010
『開発経済学概論』ジェラルド M. マイヤー 岩波書店 2006
『トダロとスミスの開発経済学』マイケルP.トダロ、ステファンC.スミスマイケルP.トダロ、ステファンC.スミス 国際協力出版会 2004
『エコノミスト 南の貧困と闘う』ウィリアム・イースタリー 東洋経済新報社 2003
『開発経済学の新展開』高木 保興 有斐閣 2002
『開発経済論』原 洋之介 岩波書店 2002
『開発経済学入門』渡辺 利夫 東洋経済新報社 2001
『開発経済学―諸国民の貧困と富』速水 佑次郎 創文社 2000
『ストーリーで学ぶ開発経済学 -- 途上国の暮らしを考える』 黒崎 卓, 栗田 匡相  有斐閣  2016
『開発経済学入門』 戸堂 康之 新世社 2015
教員からのお知らせ 基本的に教科書は用いず、配布プリントを基に進める予定です。その他の参考書等については授業中に適宜、紹介します。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、学部学科にて定めるオフィスアワーにて受付けます。
その他