経済学部シラバス
2023年度(令和5年度)
Syllabus
中国経済論1/中国経済A
履修年度 | 2023 |
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講義コード | 11C0118501 |
科目名 | 中国経済論1/中国経済A |
開講期 | 1期 |
担当者氏名 | 苑 志佳 |
履修年次 | 3年生 |
単位数 | 2 |
校舎 | 品川キャンパス |
授業形態 | 講義 |
授業の目的 | これまでの40数年間の改革・開放時期を経た中国はかつての最貧国から上位中所得国になり、世界第2位の経済規模にもなった。世界経済史からみても中国経済の達成は類のない成功例である。中国経済はこれまで、どのように高度成長を実現したか。その高度成長のメカニズムはどのようなものであるか。さらに、中国経済は今後どのように変化していくか。本講義は上記の諸点を問題意識とし、歴史・制度・世界政治・経済システムなど多様な視点から中国経済の発展メカニズムを検証する。本講義では、中国経済を研究する視点・分析方法を紹介し、中国経済発展の初期条件、計画経済体制の形成・変容、経済発展の方針・手段・問題点、改革開放路線の導入および市場経済体制の確立、現段階の経済構造・特徴、などについて順次講義する。 |
到達目標 | 本講義は、中国経済に関心を持つ素人のために設計されたものである。本講義を履修することによって中国経済の発展過程を全般的に把握することができる。また、本講義の勉強を通じて、中国経済の発展メカニズムおよび経済の主要側面を理解することができる。 |
授業外学修内容・授業外学修時間数 | ①この科目では、60時間以上の授業外学修を行うこと。 ②毎週の授業前に講義ファイルを復習資料として入手し、予習する。 ③授業のテーマに関連する資料・参考書を自ら収集し、授業後関連章節を読む。 |
授業計画 | 【第1回】中国経済論A概説 【第2回】中国はどのような国か 【第3回】歴史の回顧(1) 【第4回】歴史的回顧(2) 【第5回】現在の政治と経済 【第6回】政府の役割 【第7回】金融制度 【第8回】工業・技術 【第9回】企業制度(1) 【第10回】企業制度(2) 【第11回】労働・雇用制度 【第12回】財政制度 【第13回】農業・農政 【第14回】人口・社会保障 【第15回】総括:総合学習効果 |
成績評価の方法 | 出席者の成績は、授業への取り組み姿勢(20%)と総合学習効果(80%)を合わせて決める。 |
フィードバックの内容 | 講義された課題に対する講評を翌週授業の冒頭にて行う。 |
教科書 | 『中国経済論』梶谷 懐・藤井大輔 ミネルヴァ書房 2019年 |
指定図書 | 『中国経済入門』南亮進・牧野文夫 日本評論社 2016年 |
参考書 | 『現代中国経済』丸川知雄 有斐閣アルマ 2013年 |
教員からのお知らせ | 本講義に出席する学生諸君へ 上記のテキストブック以外に下記の資料を丁寧に作成・保管することを強く薦める。 (1)授業ノート; (2)講義PPTファイル資料。 講義ファイルは立正HP画面からダウンロードすることができる。原則として、授業期間中にはプリントアウトを配布しない。 期末試験の際に資料・教科書の持ち込みは禁止するため、この授業の単位を取得したい学生には、平日授業の出席を強くお勧めする。 |
オフィスアワー | -月曜日3限 -品川キャンパス2号館508室 -事前に<0918@ris.ac.jp>に連絡すること |
アクティブ・ラーニングの内容 | 意見共有、能動的な授業外学習など |
その他 |