経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

金融史2/金融史B

履修年度 2020
講義コード 11C0117101
科目名 金融史2/金融史B
開講期 2期
担当者氏名 池尾 和人
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 本講義の目的は、歴史的パースペクティブと理論的パースペクティブの両面から、日本の金融システムに対する理解を深化させることである。金融史2では、不良債権問題から日本の金融システムが危機に陥り、それを克服する過程で大きく変容していく時期を対象に考察した上で、最後に金融のグローバル化が進展していることを踏まえて、近年30年間の世界的な金融の動きを概観する。
到達目標 この30年あまりの間における日本と世界の金融面の主だった動きを説明できる。単なる事実関係の暗記ではなく、論理的に整理して理解できる。
授業外学修内容・授業外学修時間数 授業1コマについて、2時間の予習と2時間の復習(計4時間)を行う必要がある。授業は15回なので、全体で60時間以上の授業外学修を行うことが求められる。授業外学修で取り組むべき課題や参考文献等については、適宜指示する。
授業計画 第1回 復習:戦後日本の金融システム
第2回 護送船団行政の行き詰まり
第3回 金融危機の深刻化
第4回 金融危機の終息
第5回 長期低迷の原因
第6回 財政赤字と国債管理
第7回 金融ビッグバン
第8回 メガバンクの形成
第9回 財投改革と郵政民営化
第10回 非伝統的金融緩和の長期化
第11回 地域金融機関の現状
第12回 「新しい金融」の台頭
第13回 2007-09年の金融危機
第14回 国際金融規制の見直し
第15回 まとめ
成績評価の方法 基本的に期末試験の成績に基づいて評価する。ただし、授業への取り組み姿勢を考慮する場合がある。
フィードバックの内容
教科書
指定図書
参考書 『開発主義の暴走と保身』池尾和人 NTT出版 2006
『日本金融システム進化論』星岳雄+A・カシャップ 日本経済新聞社 2006
『金融依存の経済はどこへ向かうのか』池尾和人+21世紀政策研究所(編) 日本経済新聞出版社 2013
教員からのお知らせ 金融論の基礎的な知識を前提とするので、金融論を履修済みであることが望ましい。
オフィスアワー 本授業に関する質問・相談は、経済学部で定めるオフィスアワーにて受け付けます。
その他