経済学部シラバス
2020年度(令和2年度)

Syllabus

金融史1/金融史A

履修年度 2021
講義コード 11C0117001
科目名 金融史1/金融史A
開講期 1期
担当者氏名 小畑 二郎
履修年次 2年生
単位数 2
校舎 品川キャンパス
授業形態 講義
授業の目的 金融経済の標準的な歴史に関して理論的に検討することを目的にする。金融の歴史は、金融革新によって促進される。その歴史に関して、①貨幣信用経済、②投資金融経済、③資産経済の3つの段階に分けて検討する。1学期は,ケインズ革命以前に展開された金融理論と金融革新との関係について検討し、理解することを目的にする。
到達目標  ケインズ革命以前の金融の歴史について理解する。この時代をリードした古典的な金融理論と、貨幣信用経済および投資金融経済の歴史について理解する。
授業外学修内容・授業外学修時間数  指定した教科書と参考資料(共有ホールダーに掲載)と授業日までに配布する講義要綱を読み、予習・復習する。上記に示した授業外の学習は、60時間以上を目安にする。
授業計画 【第1回】金融史の理論の課題と金融史の時代区分



【第2回】金融史の時代区分における貨幣信用経済の位置づけ



【第3回】市場経済の発展と貨幣信用経済の開始



【第4回】ヒックス、シュンペーターによる資本主義の経済革新に関する理論的評価



【第5回】資本主義経済における経済革新と金融: 産業革命と古典派経済学



【第6回】日本金融史① 明治初期における貨幣経済(1868-1885年)



【第7回】日本における金融制度の開始と松方・大隈論争



【第8回】信用経済の発展 イギリスの事例研究



【第9回】イギリスの商業銀行と中央銀行政策の発展



【第10回】日本金融史② 普通銀行と日本銀行の金融政策(1885-1900年)



【第11回】投資金融経済への移行① イギリスの事例: ロンドン国際金融センターの発展



【第12回】投資金融への移行② ドイツの事例: 重工業化と産業銀行



【第13回】投資金融への移行③ アメリカの事例: 投資銀行業と証券市場の発展



【第14回】投資金融への移行: 各国のタイプ別の特徴



【第15回】日本金融史③ 日本経済の発展と金融(1900-1920年)
成績評価の方法 期末レポートの評価(100%)による。レポートの課題については、提出締め切り日の2週間前までには連絡する。
フィードバックの内容
教科書 『経済学の歴史』小畑二郎 慶応義塾大学出版会 2014
指定図書 『ケインズの思想』小畑二郎 慶応義塾大学出版会 2007
『ヒックスと時間』小畑二郎 慶応義塾大学出版会 2014
参考書 『資本主義・社会主義・民主主義』シュンペーター 東洋経済新報社 1967
『経済史の理論』ヒックス 講談社学術文庫 1995
教員からのお知らせ 教科書、講義要綱は必ず読んでください。
オフィスアワー 授業に関連する質問には、オンラインの掲示板を通じて随時対応します。
その他